感動したレッスン | ピアノ講師内平麻里@自由が丘&川崎久地

ピアノ講師内平麻里@自由が丘&川崎久地

自由が丘(川崎久地)でピアノ教室をしています

進級進学の季節になりました
この時期は、次の学年に向けて
いつもとは少し違う緊張感を感じますよね

体験レッスンを希望されて
ピアノを始めようという生徒さんが
何人か来てくださり
私もちょっと緊張しています(^_^)

今日は、先日のレッスンで
生徒さんに感動した話を書きますね〜

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小学校一年生の女の子Rちゃんの話

1月から習っているのですが
いつもしっかり練習してくるお嬢さんです

この日は宿題に出していなかった曲も
『やってみた、できた!』とのこと

私 『本当?でもこの曲難しいよね?』

R『ううん。簡単。できた』

私『3拍子できた?右手はレガートで繋げて
左手は切ったり、、難しいのを一人で出来たの?』

R『うん!そんなの簡単だったよ!』

私『本当?!』

R『うん!!!』

この会話のあと
Rちゃん弾き始めました

。。。(・。・)

残念ながら
そんな簡単には弾けるものではなく
3拍子は見事に4拍子に
右手のメロディも切れ切れヽ(´o`;


挑戦したRちゃんの
頑張りは褒めてあげて

でも直さなければならないところは
言ってあげないことには
曲が仕上がらない、、

さて、どうレッスンを進めようかと
まず3拍子への改善から始めました

【パンダパンダと言いながら弾いてみる】

いつものやり方でやってみたところ
すぐに自分が4拍子で弾いていたことに
気がつきました

でも続けて弾くと【パンダ◯パンダ◯】と
4拍子になっちゃう

もう一回、もし一回、、

何回もチャレンジするRちゃん

ふつうだったら
ここで諦めちゃう
イヤになっちゃう

ましてや弾く前に
『簡単だった!』って言ってのけたわけだから
悔しさや恥ずかしさがあって
泣き出しちゃうかと思ったけれど

何回でもチャレンジするRちゃん
ついに仕上げましたね!

しかも最後は
『自分一人で数えるから
先生、パンダパンダ言わなくていいから』
と!!

レッスンの最後に
『先生感動しちゃった!』と
しっかり褒めてあげました


その子の持ってる力の
上限ギリギリのところを課題にして
何とか諦めないで挑戦させれば
大きな成長に繋がるんだ
と思いながら

集中力が続かなくて
投げ出しちゃう
イヤになっちゃうのはちょっと。。(..)

そのギリギリのところを
教える側が見てあげて
引き上げていくことが
とても難しいけれど大切なんだと

私も勉強させられたレッスンでした(^ー^)