今の会社に勤めて15年

何年か前までは

『カッコウのように産むだけ産んで育てもせず』

と、会議中によく言われた

部下の教育の事になぞらえて言ったのか

私自身の事を言ったのか


辛く、悔しい言葉だった


カッコウも

自分の子を生き残すため

子供の成長を願い

なんとか育って欲しくて

苦肉の索で



違うのかな?

私は、

自分の子には苦労させたくなかった

私には何もないから



生まれてから、家の宝のように扱われた娘は

手がかからなくなった頃には

義母と、旦那と、同じ目で私を見るようになった

それでも私には

大切な大切な娘で

それだから

守りたかった


きっと、私といるより幸せだから


毎晩、毎晩泣いたよ

目に映るもの

 

耳に入るもの

全てがあなたを彷彿させて

昼も夜も泣いたよ


ただ、あなたの幸せだけを祈ってたよ

小さな指で

私の指を握ってくれたあなたを