こんばんは。

久しぶりのブログになってしまいました。

桜咲く4月。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?


大好きなケーキ屋さん、カフェドモエが、3月いっぱいで閉店でした。

練習の気分転換に、レッスンの合間に、本番のあとに、何度もふらっとお邪魔させていただきました。

このブログも何度モエで更新したことやら…


閉店を知ってからは、結局一度もケーキを食べられませんでしたが、最終日、大好きなクロックムッシュとココアをいただいてきました!




優しい店員さんが撮ってくださったお写真も記念に。


モエで過ごす休憩時間は、私の癒しでした。

本当に寂しいです。

心からの愛とごちそうさまを込めて、ありがとうございました。



さて、いよいよデュオ・リサイタルが迫ってまいりました。


プログラムの幕開けは、ブラームスのピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番です。

ブラームス53歳の夏、お気に入りの避暑地スイスのトゥーン湖畔で、順風満帆に過ごすなかで作曲されたようです。

ピアノとヴァイオリンの対話が美しい第1楽章は、甘く穏やかな雰囲気で始まります。

第2楽章には、子守唄と夢のなかといったイメージがあります。

舟を漕ぐような第3楽章は、冒頭の主題と最後の重音がとくに好きです。

この作品に限らずですが、ブラームスの作品には、自然の美しさと人間の感情が合わさったような印象があります。


第1部の後半と、第2部の前半は、ピアノソロとヴァイオリンソロで、フランス音楽が続きます。

イザイは相変わらずの弾きごたえですが、練習するうちに、イザイへの尊敬が生まれてきました。

ただ技巧的なだけでなく、ヴァイオリンの仕組みをよく理解した上で作曲されたように感じます。

不安は多々ありますが、独特な響きの力強さと、フランス音楽らしい流麗さを兼ね備えた演奏を目指したいです。


最後を飾るのは、グリーグのピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番です。

グリーグは北欧ノルウェーの作曲家で、作品には民族音楽的な楽しさが満載です。

ラヴェル、イザイのフランス音楽からは、ガラリと雰囲気が変わりますが、第1楽章の序章にはイザイと共通点もあることに、最近になって気がつきました。

第2楽章は民謡調の哀愁漂う旋律が美しく、第3楽章は(少々スリリングですが)心踊る北欧風舞曲で、盛大に幕を閉じます。


リサイタル開催を決め、準備に取り掛かってからというもの、想像していなかった困難の連続で、再び岐路に立たされている気分でした。

ようやく現状を受け入れられそうなところまできました。

今できる精一杯の演奏で、どなたかの心に届いたら嬉しいと思います。

どうぞお気をつけてご来場ください。


まだまだチケット販売中です✨

お申込み・お問合せは、下記メールアドレスまたは電話番号へお願いいたします。

✉️keimviolin@gmail.com

📞08016041131


当日券もございます!

迷われてる方は、ぜひご来場いただけますと幸いです😌



リサイタルが終わったら、まずは先月の振り返りをしたいと思います!

発表会も無事終了しております🎵


花冷えする雨が続いております。

お身体を大切にお過ごしくださいませ。