紫陽花などの花の寺としても大変有名な
西国第10番札所の三室戸寺。
こちらには平安時代後期の作と伝わる
阿弥陀三尊の座像が。

阿弥陀如来座像は定印で穏やかな
定朝様式の流れを汲む柔和な座像です。
両脇持も同じ時期の座像で、
三千院のやまと座りとはまた違う、
正座した座像です。
観音菩薩の方は、裾から足の裏が見えており、
特別拝観の際には、
背面から観音さまの足裏(!!)を拝むことも出来ます。
普段も、いつでも自由に拝観ではなく、
決められたタイミングでないと拝観出来ませんので、
ご注意ください!
綺麗なお花と美しい仏像で、
心休まるひとときを♪