私の仏像103・中尊寺・阿弥陀如来座像 | 松本景の Pianissimo diary

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音楽の事、お寺巡り、猫との暮らしなど、日常の些細な事まで、徒然なるままに記した日記です♪

中尊寺金色堂の中央壇のセンター、

阿弥陀如来座像は平安時代、12世紀頃の作。

ヒノキの寄木造で、

定朝の流れを汲む作風です。



定印の大変柔和で穏やかな阿弥陀さま。

脇の観音菩薩勢至菩薩も当初から

一具であったとされ、三尊としてのバランスも

とれた風格漂う金色堂のご本尊です。


それほど大きな像ではありませんが、

しっかり拝観させて頂けます。


訪れた際は、東日本大震災から復興が進み始め、

観光客をどんどん受け入れはじめた時期だったので、

人はわりと多かったように思います。


中尊寺金色堂の存在は、そういう意味でも

大きなものだったことでしょう。