734年頃、興福寺西金堂の諸像を手がけたという
仏師、将軍万福による作と伝わる阿修羅像。

国宝館にて常時拝観可能です。
阿修羅は、インドでは帝釈天と戦う悪神でしたが、
仏教に取り入れられて、仏教の守護神になりました。
ファンクラブが発足するほどの人気仏像で、
東寺帝釈天とイケメンの名をほしいままに…!
帝釈天と比べると、少年のような面相です。
3つの顔と6本の腕という異形ながら、
それすら美しく感じさせる魔力を秘めた
文字通りの美仏です!
興福寺国宝館は贅沢過ぎる程の
ボリュームで、仏像ファンを喜ばせてくれる
エンターテイメント空間ですね♪