奈良斑鳩の法輪寺、
ご本尊の薬師如来は飛鳥時代作で、
薬壺を持たない古い形式の薬師如来像。

法隆寺釈迦如来などとの類似性と共に、
衣文の左右対称が崩されていたり、
一直線に引き締められた口元など、
異なる部分も指摘されています。
いずれにしても、如来としての本来の像容と、
何ともいえない神秘性をあわせ持った
お薬師さまです。
法輪寺は、現在は法隆寺などに比べて
こぢんまりとしたお寺ではありますが、
風情のある非日常空間です。
そして、白毫寺に続き、仏像に近づきすぎて警報を
鳴らしたのも良き思い出です(笑)
皆様気をつけましょう(o゜◇゜)ゝ