文殊菩薩は釈迦如来の智恵の象徴で、
普賢菩薩と共に釈迦三尊として祀られたり、
単体でも祀られることがある。
学問の仏様としての信仰も集める文殊菩薩ですが、
興福寺の文殊菩薩は、維摩居士との問答の際の
お姿。
東金堂の本尊、薬師如来を挟んで向かって右手に
文殊菩薩、左手に維摩居士が。
両像共に定慶の作と伝わり、
ここでの文殊菩薩は甲冑を身に纏い、
逞しく青年像のように作られている。
それこそ、東寺の立体曼荼羅帝釈天に負けず劣らずの
イケメンぶり!
同じ興福寺には国宝館に阿修羅像もあり、
イケメン率高めとなっております!