有名なところでいくと、
観心寺や醍醐寺の如意輪観音座像が有名な
如意輪観音菩薩。
中宮寺の弥勒菩薩像も、寺伝では如意輪観音と
伝わるそうです。
奈良国立博物館の如意輪観音座像は、
元々京都の回向院に伝わる仏像だそうです。
平安初期の特徴が見られる像ですね。
観音菩薩の変化身で、6本の腕で表現されることが
多く、如意宝殊(意のままに願いを叶える殊)と
法輪(煩悩を打ち砕く法輪)を持つ。
衆生をどのようにして救おうかと思索するお姿は、
弥勒菩薩とも通ずるところのある
如意輪観音菩薩。
千手観音や十一面観音、聖観音に比べると数は
少ないですが、動きがあり見ごたえのある
像が多いですね♪(* ^ー゜)ノ