古寺行こう・三千院 | 松本景の Pianissimo diary

松本景の Pianissimo diary

音楽の事、お寺巡り、猫との暮らしなど、日常の些細な事まで、徒然なるままに記した日記です♪

大原の三千院。

骨を埋めても良いと思える聖地です。


天台宗の寺院で、
8世紀に最澄が延暦寺を建立した際に、
東塔にあった梨の木の下に庵を結んだことが始まりだそうです。

三千院といえば、なんといっても、
往生極楽院の阿弥陀三尊。

最も好きな仏像のひとつです。
造像は1146年、定朝様の穏やかな佇まい、
阿弥陀さまはふくよかで優しい、如来としての
厳かさを備えた尊様です。
観世音菩薩と勢至菩薩は、膝を少し開き前屈みに座る「大和座り」。臨終の際に間髪入れずにお迎え下さる一幕を切り取ったような尊様が心をなだめてくれます。
お堂は、元々天台の常行三昧堂で、密教との融合空間。壁面には胎蔵界曼荼羅や金剛界曼荼羅も描かれており、今は黒ずんでほとんど見えませんが、
復元図も展示されています。

通常非公開ではありますが、
素晴らしい来迎図なども所蔵しており、
本紙には写真入りで掲載されてます!

大原の里に息づく祈りの聖地、
超オススメの仏スポットです!(`ー´ゞ-☆