古寺行こう・新薬師寺 | 松本景の Pianissimo diary

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音楽の事、お寺巡り、猫との暮らしなど、日常の些細な事まで、徒然なるままに記した日記です♪


天平19年、聖武天皇が病から救われることを願い、
光明皇后が創建した新薬師寺。
東大寺南東の春日山麓にある新薬師寺は、
創建当時は大変広大な寺域だったそうですが、
現在のお堂だけが残っています。

そのお堂におわすのが、
薬師如来座像、
恐らく数ある仏像の中でも1番目が大きく、
見開いている像です。
奈良時代~平安頃の作。
「一尊七仏薬師」といって、
光背に六体の小仏が付いています。
大変心強く、どっしりとしたお薬師様は、
薬師寺や東寺、醍醐寺、神護寺などの
お薬師様とはまた違う迫力があります。


かくいう自分も、このお薬師様に何度か
救われている心身であります!

円形の土壇上に鎮座する薬師如来を囲んで、
薬師十二神将が睨みをきかせています。
こちらは元々は岩淵寺という寺院に安置されて
いたそうです。
塑像で、東大寺の四天王とよく比較される、
美しくたくましい十二神将です。

東大寺や興福寺からも歩ける距離で、
ガッツリ散策するなら必ずラインナップしたい
至極のお寺、仏像です!( ☆∀☆)