西大寺は真言律宗の寺院で、
天平の時代には南都七大寺として百十数宇の堂宇を構える大寺でしたが、平安遷都後には衰退、その後鎌倉期に叡尊上人によって再興されたそうです。
駅からの立地も近いので行きやすいお寺で、
仏像も見所のある仏像が安置されています♪
有名なのは愛染明王、普段は秘仏です。
前に1度特別開帳の際に拝観しましたが、小さな像ながら印象深い心強い像でした。
ご本尊は釈迦如来で、清凉寺式の立像が安置されています。
注目は、文殊菩薩像、叡尊上人は文殊信仰に篤い方だったそうです。
安部の文殊院の文殊菩薩に近いお顔立ちやフォルム、凛々しい像です。イケメン!!
6メートルを超える立像、長谷式十一面観音で、錫杖を持つ観音さまです。
鎌倉期の作ですが、かすかに口元の朱が残り、大きな大きなお顔を見上げながら拝観していると、心安くなりますね♪
良きお詣りでした🙏
西大寺とは駅を挟んで逆側、
献花台は撤去されていましたが、
こちらでも手を合わせて帰路につきました。