雑誌、「古寺行こう」の2巻は東寺!
密教や曼荼羅、空海についても大まかに書かれていて、勿論仏像をはじめ数ある寺宝も写真付きで紹介されていて楽しい一冊!!
東寺と言えば、立体曼荼羅ですが、
空海は、境内の伽藍配置そのものから既に
曼荼羅を想定したものにしたそうです。
東寺の伽藍配置は、金堂と講堂と食堂が
一直線に配置されていますが、
まずは金堂で仏さま(薬師三尊)を拝し、
講堂(立体曼荼羅)で法を触れ、
食堂で僧に会う、
という仏・法・僧からなる仏法を
きちんと踏まえているとのこと(  ̄ー ̄)ノ
そして何故金堂のご本尊が大日如来でなく
薬師如来なのか、、、
空海が手を付ける前に金堂だけは出来ていて、
奈良仏教の伝統を重んじて薬師三尊にしたのだとか…
この薬師三尊は一度焼失した後の、江戸時代の再構なんですが、
脇仏の月光菩薩が涙ちょちょぎれる程たまらないんです!(´;ω;`)
作家の司馬遼太郎さんはこの東寺が大好きで、
京都のお寺を案内する時は、決まって
東寺の御影堂の前で待ち合わせをしたのだそうです🙏
他にも面白いネタがあって、
何度も行った東寺ですが、いかに仏像にばかり
目がいってたのかがわかりますね(笑)
あかん、東寺行きたくなってきた……(*´ω`*)