華厳宗大本山の東大寺。
大人になってからも幾度となく訪れていると思いますが、コロナ禍もあり、奈良自体かなりお久しぶりでした。
東大寺もかなり広域にわたる敷地を有しており、
今に残るお堂や仏像も沢山あります。
僕個人としての東大寺のメインは、
何と言っても、法華堂の不空羂索観音、
そして日光菩薩・月光菩薩です。
今回も観音さまに会うべくやって参りました!
そして今回は、
東大寺には戒壇院戒壇堂というお堂があり、
有名な四天王像が配されているのですが、
その戒壇堂が、耐震工事のために3年間(!!)
拝観不可になると…。
その代わり、戒壇堂の横にある
千手堂が拝観可能になるということで、
今までは入れずだった千手堂を拝観したい!
というのがもうひとつの目的です♪
まずは左手の戒壇院へ
並の仏師によるものではないと思います。おそらく慶派、海龍王寺の十一面観音像や、醍醐寺の弥勒菩薩座像に通ずる鎌倉期の美しい仏像でした。お顔立ちからすると快慶…いや、作者不詳ですので想像です(笑)
大仏殿付近は学生などわりと人流が見られますが、
戒壇院まで来ると、鹿しかいません😏✨
お堂では観音さまと自分ひとり…と監視のおばちゃん(笑)じっくり拝観させて頂きました。
いざ法華堂へ、けっこう距離があります。
境内が広いので颯爽とチャリ移動をするおじぃも
いるくらいです(笑)
法華堂の向かいに四月堂もあり、
そちらには端麗で、百済観音を思わせるスタイルと、聖林寺の十一面観音像を思わせるお顔立ちの十一面観音立像が♪
二月堂
ご本尊の十一面観音像は秘仏です。
そしてこちらが法華堂
天平彫刻の極みに位置する仏像です。
何度お詣りしても心改まる気持ちです。
法華堂もまるっきり一人きり、最高のシチュエーションでの拝観でした♪
その後は東大寺ミュージアムへ、
こちらに、元々不空羂索観音像と一緒に法華堂に安置されていた日光・月光菩薩像が安置されています。戒壇堂工事に伴い、四天王像もこちらに。
この日光・月光菩薩と向き合うかたちで、
戒壇堂の四天王が安置されているのもなかなか
ドラマティックです。
ミュージアムなので、お堂で
拝観するのとはまた違いますが、
コレはコレで贅沢空間です♪

帰りには激しい雷雨に見舞われつつ💦
初夏のお詣りにて、心洗われるひとときでした!🙏
…あ!お香買って来るの忘れた!。。(〃_ _)σ∥













