新元号も発表されましたね。
地元和歌山の有名寺院、
紀三井寺に行って来ました。
灯台もと暗し、はじめての参詣でした。
有名寺院でも、行っていない御寺もあります。
理由は単純で、
"秘仏で仏像が公開されていない"
"禅宗の寺院で、そもそも仏像があまり無い"
という非常に即物的な(笑)理由です。
がしかし、実際行ってみると、
秘仏の仏像以外に素晴らしい仏像との出会いがあったり、禅宗の寺院でも、元は別の宗派だった、などの理由で、その頃の仏像が寺宝として保存されていたり…
紀三井寺は、救世観音宗という珍しい宗派で、
ご本尊は十一面観世音菩薩、秘仏です。
西国三十三所の2番札所でもあり、観音さまの
御寺です。
が、元は真言宗だったこともあり、空海のお堂があったり、薬師如来像が祀られていたり、仏像も秀逸な仏像がありました。
特に、秘仏のご本尊、十一面観世音菩薩の御前立ちの立像は、お前立ちでありながら重要文化財に指定されているだけあり、非常に柔和で優しい観音さまでした。
松本明慶さんによる大きな観音像、木像です。
桜は7分咲き、
良き春の参詣となりました。



