クラシックギターはエレギやアコギに比べて需要も少ないのが現状です。
僕は、父がクラシックのギタリストで昔は自宅でギター教室などもやっており、幼少から環境的にクラシックギターに触れて来ました。
セゴビアの演奏は、歌そのものだと思います。声帯を使って歌うのか、ピアノを使って歌うのか、チェロを使って歌うのか、セゴビアは、ギターを使って歌います。
息遣いが聞こえるかのような絶妙な間合いやアーティキュレーション、繊細かつ大胆なダイナミックレンジ、確信的なタッチ、滑らかでいて奇をてらわない自然なフレージング、むせび泣くような高音のセゴビアトーン。
゛音楽家゛であり芸術の極みだと思います。
「シャコンヌ」始め、バッハやスカルラッティなど名演ばかりですが、僕の敬愛するショパンのプレリュードの7番を弾いてくれておりまして、このわずか54秒は、宝石のように煌めいています🎵