私の中でモーゼルといえばC96。
画像はフルオート切り替え可能でマガジン交換ができるM712だけど。
なんでかっていうと小学校の時に少年マガジンに連載されていた狼の星座(横山光輝著)でこの銃の存在を知ったから。
この漫画、実在した小日向白郎(尚旭東・小白竜)という単身で中国大陸に渡り、捕虜から「中国全土の馬賊」の総頭目にまで上り詰めた人物がモデル。
日本人の間では満州馬賊として認識されているみたいですが、匪賊・流賊・山賊の類ではなく広大な大陸で国の軍隊や警察(それらさえも汚職が酷かったそうですが)の力が及ばない地域に住む人々のための集団だったとか。
全員が拳銃と馬術の名手で命知らずだったそうで200騎の自警団が通ると当時の軍隊でさえ手を出さなかったんだとか。
そんな自警団が使っていたのが多分Mauser C96。
なんでかっていうと、多分なんだけどまずはタマが10発入る。
そしてマガジン(弾倉)が固定なので当時のボルトアクションライフル同様のクリップ(レール)に10発ずつタマが通してあるものを使ってタマを装填する。
全弾撃ち尽くすとタマを押し上げるマガジンフォロアーがボルトに引っ掛かってボルトが前進しなくなる。
その状態で上部にある切り欠きにクリップを差し込んでタマを下に押し下げるとタマがマガジンフォロアーを押し下げながら弾倉内に装填されていく。
同時にマガジンフォロアーで前進できなくされていたボルトがスプリングの力によってちょっとだけ前進するも、今度はクリップに邪魔されてそこで停止。
クリップのタマをマガジン内に押し込んだら、後はクリップを引き抜けばボルトが前進してタマが薬室に装てんされて発射準備完了となる仕組み。
馬上で新たにタマを装填する場合は他のオートマチックだとタマを入れる度にマガジンを捨ててたら金かかってしゃーないけどクリップならマガジンよりも安く上がるのでC96が重宝されてたんじゃないかと勝手に推測してます。
更には当時の銃はほとんどがシングルカラムマガジン。
有名なM1911A1はマガジンに7発。
腰のポーチに10発ずつ通してあるクリップが3個入ってるとしてそれを4つ持っていれば120発。
マガジンないのも足せば130発。
M1911A1だと3本ずつ入れてるのが4個あっても84発。
銃の分を入れても91発。
その差39発。
それだけでもかなりのメリットだったんじゃないだろうか。
 
C96といえばゴールデンカムイで都丹庵士という脱獄囚が使っていた。
盲目なので左手を銃身に添えて撃つという設定だったけど、残念ながら銃身はアッパーレシーバーに固定されてるしアッパーレシーバーはショートスライドするので手を添えてというのはちょっと無理があるなぁ。
 
これは8mmBBのマルシン製ガスガン。
 
反対側。
そもそもがボルトストップの機能はないのでSDカードのアダプタを差し込んで止めてます。

 
上から見るととてもスリムに見える。

 
小学校高学年頃の憧れが今ココに。
(C96じゃないけど)

 
このM712、ボルトがちゃんと閉鎖されないとの事で到着時にその通りながらガス漏れなどは皆無。
アッパーとロアを分解する手順は実銃と同じでハンマーを起こして下にあるレバーを上に押し上げてやるとアッパーごと抜けてくる。
 
後は後ろに引き抜けばごそっと外れる。
外すとハンマーなどが付いてる機関部がボロっと落ちる構造。
先日のLuger P-08同様ロマン枠。