お金をどう使うか、は私にとって、
悩ましくも、
自分がわかって面白いことでもある。
先日、母親と一緒に歩いているとき、
駅前で歌っている人がいた。
少し見てるとなんだか応援したくなり、
ギターの前のカゴに、
千円札を入れて頑張れって言ってきた。
母は、「自分はせんわ、そんなこと」
と言っていた。
母のお金の使い方は、なんとなくわかる。
冠婚葬祭や付き合いなど、
自分が出すべきと納得しているお金は、
わりと使う方なのに、
寄付などは、町内会の募金くらいだと思う。
「駐車場代とかケチるのにね笑」
そうそう。私も、自分のお金の使い方、
ここには使う、使いたくない、が分かれる。
私は、自分が嬉しい気持ちになることに、
使っているのだと思う。
ここは、出さないといけない、というときでも、
嬉しくなければ、出し惜しみする。
駐車場なんて数百円なのに、、
でも、そこで節約して、
誰かを応援するのに使えたら嬉しいと思う。
革のごみをなくしたい!
その思いに感動して、
いつしか自分の思いになっていったとき、
お金の使い方をすごく考えた。
わざわざ、お金をたくさん使って、
革のごみをなくす意味はなんなのか。
その時の私の答えは、
革のごみとして捨ててしまえば、
その革は永久に損なわれてしまう。
でも、お金を使ってそれを救い出せば、
それは、新たな価値を生んで、
その後、お金となったり、
良い環境に繋がったりする。
そのお金は、子どもたちの笑顔にできる。
お金って、使い方次第で、本当に価値あることに繋げていける。
使ったお金は、誰かの生活を潤わせるのだから、
そして、革のごみもなくせるのだから、
それってすごくない?!
って思った。
革のごみ、でも、動物の命の一部であることも
すごく大きな意味だった。
食べられるための命、
それは、大切に使い尽くせば、
循環と言えると思った。
もともとは物々交換だったのを、
便利だからお金が出来たのだから、
遠い異国で代わりにやってもらうことに、
お金を交換として渡すのは、
納得できるな、と思った。
フェアトレードの精神!!!
そして、納得の助けになったのは、
お金を受け取る人たちの顔がわかったことだ。
この人たちなのね、って
ちょっと安心してみたり✨
私はたぶん、娘たちに残すお金はないだろう。
まぁ、期待もされてないけど😆
彼女たちは、自力で生きてくのだから、
それが一番だ。
母の父であり、私の祖父は、
寄付が大好きな人だった。
あれは、お布施の意味もあるけれど、
自分がしっかりと生きて家族を養い、
使えるお金は社会に回す。
そんな生き方をしたいと思う。