前回のブログ、未だ話の途中ですが、
なんか事実とは言え、嫌な話を書いちゃったなぁ〜と自己嫌悪中![]()
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あんず、自分を責めちゃうタイプ![]()
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続きは書くけど、
今は別の話をば。
熊の被害が多過ぎて怖いですね![]()
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いくら山の木の実が不作だとは言え、街中に出てくる子が多過ぎて。
撃たれてしまう熊さんも可哀想ではあるけれど、
被害に遭ってしまっている人も本当に気の毒で、
他人事だとは思えません。
いつも行く奈良県のお寺さんの山にも、その近くにも熊が出ているそうで、当分は近くには行けないなぁと
夫とも話しました。
山の中ですし、下の参道には観光バスでやって来る団体さんも多く居られるけれど、
私達夫婦が山道(一番上が本堂)を登ろうとすると、必ず、御年配の、バスで来られた方々のどなたかが私達に(特に私に)尋ねてきます。
「上まではどのくらいの時間が掛かりますか?」と。
あんずは大病の後遺症で身体、特に左半身に力が入らないので(見た目は健常に見えるけど)
「私は体が悪いので杖突きながらですが、それでも登りは1時間掛からないくらいで登れますよ。帰りは速いから、行ってすぐ降りれば1時間半くらいですよ。」といつもお話させて頂きます。
大抵の方は
「あぁ、それではバスの集合時間に間に合わないからやめよう。」と仰る。
勿体ない。とてもとてもステキな山岳信仰の山なのに。
脚の悪いあんずでも昇れる階段、石段。ステキな自然。
もう既に颯爽と登り始めているお仲間に大慌てで、
「上まで行く時間無いよーーっ!」と叫ぶお友達さんも居られる。
きっと、バスツアーだと30分とか40分とかくらいしか見学時間が取られていないのでしょう。
頂上まで登ってナンボのお参りなんだけれどなぁ。
なので、上まで昇る方々は自家用車や、普通のバスで来られた方のみで、
とても少ないです。空いてます。山道。
でも、そんな山の参道近くにも熊さんが出るようになってしまった!!![]()
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3年くらい前(ほぼ毎年、そこには行くので)、
いつも停める駐車場のおじさんに、
「熊は出ないですかねー?」と、
その頃から日本全国で熊の出没が言われ始めていたので、怖がりのあんずは聞いてみました。
駐車場のおじさんは驚いた顔で、大笑いして、
「クマ?熊なんて奈良には出ないよぉ〜。聞いた事も無いよぉ〜。」と、大きな声で返されました。
そうなのか、そうなのか、
ココには熊の心配は無いのか
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あぁ、良かった。安心して山に登れる!!![]()
主人と安堵して登りました。
去年も一昨年も昇っています。
でも、今年の熊の出没箇所はそのお寺さんにもとても近くて、しかも数件も。
熊など居ないと豪語されていたおじさんも、きっとびっくりなさっているのではないかな。
あんずは夫と2人なので、
だーれも居ない山深い参道を小一時間で登れるとしても、
熊さんに会ったら、とても2人でやっつけられる気がしません。
杖や何かで応戦しても、夫がキックしたとしても、
夫と2人がかりでも、熊にはとても、絶対に勝てる気がしない![]()
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この秋は別の所に行こうかと夫と話しました
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毎年行く、東北の、岩手県の雫石町(しずくいしまち)で、今日、また男性の犠牲者が発見されました。
有名な小岩井農場の近くでです。
勿論、山の中なんですよ。大自然のど真ん中なんですよ。
けれど、
今までは、農場の中も外も、近くの川べりも、
近くの道の駅の駐車場でも、
のんびり、思い切り深呼吸して、美味しい空気をたくさん吸って、
昼間はソフトクリームなんかを頬張って、
朝焼け見ながら川べりを散歩したり、
夕刻の夕焼け空や一番星をぼんやり眺めたり、
温泉に入った体を冷ますのに、戸外で山の風に吹かれたり。
あんず一人でぶらぶらしていても、全く平気だったんです。
怖いのは、たまーにやって来るバイク集団の若者達(見てくれだけだけど)くらいで、
真夜中に一人でトイレに行っても平気(怖い事
を思い出さなければ!![]()
)だったんです。
でも、すぐそばで亡くなる方が出る程、熊が出てるって聞いたら、
おちおち散歩どころではありません。
真っ直ぐ立っているだけでもヨロヨロするあんずなんか一溜りもない…
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最近見たネットニュースで、九州や沖縄県には熊は居ないとされているけれど、
本州にはツキノワグマ、北海道にはヒグマ、
何と、出た事が無い県は、千葉県だけなんですって!!![]()
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千葉県は海に囲まれているし、
何なら東京、埼玉、茨城との境目も、大きな川で遮られているから、唯一未だ熊がやって来て居ないらしい。
江戸川や利根川などね。
もし、千葉県にも熊が入って来ることがあれば、
あんず家の新しくなる家の有る街はちょっと外側に行けば森や草地だらけだし(それが好きなんだけれど!)
それこそ、おちおち庭でのんびりなんて事も出来なくなる。
それだけは勘弁して欲しい![]()
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熊に限らず、被害に遭われた方々のご冥福をお祈りします。
そして、どうにか、少し前までのように、
人の暮らしと熊さんなどの山の暮らしの均衡が戻って来ますように。
あんずの、亡くなった伯父は熊撃ちをする人でした。
猟友会って言うのかな?そういうのに入っていて、町で毎年決まった数の熊さんを駆除しなければならないからでした。
新潟の旅館には熊の剥製や敷物も置いてありました。(今は片付けてある。)
母の分骨もしてある先祖代々のお墓も
スキー場のあるゲレンデの中腹の山の中です。
5月には伯母と共に「アナグマ」さんを見た場所です。
今は、お墓参りにもおちおち気軽には行けない状況です。
年取っている伯母一人で行くのも本当にやめて欲しい。
どうしたら良いのかな。
都会よりも自然が大好きなあんずや夫にも大問題です。
熊出没問題、国や県単位でも、きちんと考えて欲しい。
命は等しく皆大事だけれど、町中や人里で人が亡くなるのはもう無しにして欲しい。
悩めるあんずです。
因みに、あんずは動物、だーいすきです♪。
(でも熊さん対面はムリ。遠くから眺めるくらいが丁度良い。)
前回の続きはまた後で書きます。
いつもありがとうございます♪♪♪。
あんず![]()
5月に母の故郷の山で見たアナグマさん。
