73.いちご畑でつかまえて | けいまくんのひとりごと

けいまくんのひとりごと

将棋や音楽(特に昔の松田聖子)について書いていきます

今日は最初に将棋の話題を
森内9段がフリークラスに転向しました。B1級に落ちてしまったことと、他に過去にB1に落ちた中原16世名人と谷川9段がB1に落ちたのちにA級に復帰できなかった(できそうもない)ことを受けて決断したのだとは思いますが、これには驚きました。
フリークラスに転向してしまうと順位戦を指せなくなるのでなかなか勝ち星が伸びないのですよね。現在森内9段は898勝で、あと20年くらい指せるので1000勝には届くと思いますが、ライバルの佐藤康光9段とは通算勝ち星で大分差がつきそうですね。

では、今日の話題である「いちご畑でつかまえて」について
松本隆さん作詞、大瀧詠一さん作曲・編曲のこの歌は1981年10月21日発売の4thアルバム「風立ちぬ」の4曲目です。ここで書きましたが、アルバム「風立ちぬ」は大瀧詠一さんの名盤「A LONG VACATION」の収録曲と対になっており、「いちご畑でつかまえて」は「Fun×4」と対応しています。

それでは曲紹介。
まずCD音源から・・・なんですが、昔はたくさんあった聖子さんの曲のイメージ動画が消されまくっているので、こんな形でしかありません。



この曲はかなり違和感を感じると思いますが、これはこの曲が全音音階で作られているからです。長調の曲はドレミファソラシドで、短調の場合はラシドレミファソラで作られますが、全音音階の場合、半音がないのでド、レ 、ミ、ファ#、ソ#、ラ#、ドとなります。和音を作ろうとしても、すべて全音なので感じが違ってきます。
19世紀の終わりにドビュッシーが使い始めた全音音階は、近代音楽では使われていますが、
ポピュラー音楽ではほとんど使われていないと思います。
これも聖子さん流に3回聞いて覚えたのでしょうか。聞いてみたいものです。

上で説明した対になっていることがわかるような音源があるのでそれもどうぞ



テレビでの歌唱はこれを
レッツゴーヤングという感じがします。



最後にライブでの歌唱です。
これは1982年6月発売の「レモンの季節」に収録されたものです。



こんな感じで他のコンサートも残っていればいいのですけどね。
次は「Pacific」の予定です。




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