最近、仕事で偶然お会いした職人の方。
2人だけで、住宅街の小さな工場(こうば)で、ひっそりと、そしてもくもくと作業していました。
あぁ~好奇心の塊の私ったら!
「すみません、何をつくっているんですか?」
「耳鼻咽喉科で使う鉗子(かんし)だよ。」って教えてくれました。
このいろんな形の先っぽが、鼻の奥の骨を切ったり、肉を切ったり、あんな事こんな事
するそうですいやぁぁぁっ
それにしても、美しいフォルムに見とれてしまい、図々しくも写真を撮らせてもらいました。
聞くところによると、結構高齢のこのお二人が日本で最後の作り手らしいのです
日本で唯一の鉗子を作っている工場ってことは?後継者は??
「こんな大変で根気のいる仕事は今の若者にはできないよ、俺達で終わりさ。」
「えぇ?じゃあ、お二人がお仕事辞めた後は、どうするんですか?」
「海外から、輸入するしかないんじゃない?」
決してお世話にはなりたくない代物だけど(ごめんちゃいm(_ _ )m)、
でも、いずれ無くなると思うと、ちょっと・・・。
確かにねぇ、ミクロンの仕事を手作業でやるんだから、大変な作業だよね
耳鼻咽喉科に従事しているお医者様。
道具は大切に使って下さいね。
とても気さくなお二人。
お身体大切にしてお仕事頑張って下さいね
それにしてもこの辺穴場が沢山あって、寄り道するする
野良猫ちゃんもたくさんニャ