
澄ちゃんちの猫のヒットの具合が悪いと、埼玉の叔父から聞いたのは、10日くらい前でした。
前回草刈りで澄ちゃんちに行った時は、まだ元気で、ゆっくりと歩いてはいたものの、ヒット!と呼ぶとニャア!と返事をしていました。
しきりにニャアニャアと鳴いて、撫ぜてくださいと側に寄って来ました。
ひとしきり撫ぜてもらうと、そっと澄ちゃんの寝床に入って、布団の上で寝ていたのを思い出します。
叔父の話では、ヒットは、足がよたよたして、歩くのもままならないとのことでした。
それを聞いてから、ヒットに会いたいな、行ける日はないかと探し、今日、澄ちゃんちに出かけました。
今日は、台風がやって来るという大雨の中でしたが、中之条まで車を走らせました。
ヒットは、澄ちゃんの寝床で、綺麗なピンクの花柄の掛け布団にくるまって、横を向いてじっと寝ていました。
ああよかった!まだ生きていた!
澄ちゃんの話では、後ろ足が立てなくて、動けなくなり水も飲まないし何も食べなくなってしまったとのことでした。
私は、前に飼っていた犬のロビンを思い出しました。
ロビンは、腰が立たなくなってから、あっという間に衰弱したことを。それから長くなかったことを。
ヒット‼と夫が声をかけると、なんと、ニャア!と鳴いたのです!
いつもより低くかすれてはいましたが、隣の部屋にいた私にも聞こえるような声で、、、。
すぐさま私も側に行って、呼びかけながら、頭や喉のあたりをやさしく撫ぜてやりました。
しばらく撫ぜている間、ヒットは、何回もニャアと鳴きました。
体は、細くなっていましたが、まだ暖かく目を時々開けて、起き上がろうとしています。
澄ちゃんが、何か食べるかなぁと言って、鯖の缶詰を開けてそれを小さくしてヒットの口に入れました。
すると、口を開けてモグモグ食べたのです‼
食べた!食べた!とみんな大喜びです!澄ちゃんは、食べたよ!元気よく食べた!と大きな声で、喜んでいました。
ヒットは、確かな年はわかりませんが、たぶん15才は過ぎていると思います。事故や病気で早く亡くなる猫も多い中、ヒットは、よくがんばっていると思います。
でももしかしたら、もう長くはないかもしれない、、。
いやいやまだまだ、ダメだよ、だってヒットは、澄ちゃんの子どもだし、ミースケの友達なのだから‼
澄ちゃんやミースケに悲しい思いをさせちゃダメだよ‼
今度来るときまでがんばってね!稲刈りに来るからね!
そう声をかけ、ヒットの頭をもう一度撫ぜて、澄ちゃんちを後にしました。
ヒットのニャアニャアと鳴く声が聞こえました。
がんばれ!ヒット‼負けないで‼!
