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日本動物愛護教会のブログ

すべての動物虐待を一日でも早くなくしましょう!虐待行為に例外はありません。

ケイ&リル



『蓄犬業者(ブリーダー)の実態』


この犬達(全てメス)は一生(子供が生める間)この狭いケージで過ごす。

よく啼く犬は声帯を切り取られる。トイレもケージの中で新聞紙の上に。

病気になってもろくに治療もしてもらえない、もちろん、お散歩などありえない。

不人気犬種や子供を生めなくなった犬は、、、、処分。  (実験動物、家畜の餌、焼却処分、山の中に放棄)これが、あなたと暮らしている愛犬の母親の姿です。


もしあなたが女性で来る日も来る日も交尾させられ、子供を生ますだけ生まされ、生めなくなれば処分されたとしたらどんな気持ちになるのでしょうか?

こういった事を平気で出来る人間、それが蓄犬業者(ブリーダー)なのです。

犬の知能は2-3歳児程度といわれております。

いわば、明らかに人間より、知恵が遅れているとも言えます。

それをいいことに、この弱みに付け込んで、上記のような事を、平気で金儲けや趣味嗜好のために行う人間、それが蓄犬業者(ブリーダー)なのです。

ケイ&リル


さて、この様な不幸な犬を減らすにはどうすればよいのでしょうか?

それは誰でも簡単に出来ることなのです。
生体販売者(蓄犬業者、蓄犬販売業者)からは動物はもちろんペットフード、その他の用品を一切買わないことなのです。
そしてこの事を、あなたのお友達や知り合いの方に、教えてあげることなのです。



【いわゆる優良ブリーダーが作り出した犬】
ケイ&リル




ブリーダーの経験談(某掲示板より)


でも、ひどいところでは、一生外に出されることもなく、うんこまみれの犬舎の中に閉じ込められて ヒートのたびに交配させられ、フードをけちられ、ぼろぼろになって死んでいく犬たちもいます。
スレ違いになりますが、そんな子達をなくすには、消費者がペットショップで安易に買わないことです。 犬はブリーダーで、親犬も兄弟犬も見せてもらって買うものです。

そして、ブラックな部分ということで言えば、犬業界は半分くらいがヤクザです。
ブラックな部分は山ほどあります。 私が聞いた中で今までで一番ひいたのは、繁殖者のおっさんが、 獣医でもないのに帝王切開したという話ですね。

子犬は生まれたかも知れないけど、母犬は確実に死んでますし、恐らく麻酔もなしでしょう。

よくある話で言えば、注射系ですかね。 ワクチンは獣医に連れて行って打ってもらうものですが、 大抵のブリーダー、およびペットショップは、 繁殖者やショップスタッフが打っています。
針やワクチンは獣医から。

それから具合が悪い場合なんかにリンゲルを入れたりしますが、 それも獣医ではない素人がやっています。

ヤクザ業界の話といえば、日本のショーを勝ちあがっているのは大抵ヤクザの犬ですね。
果てしなく残酷ですね。 初めて種オス、台メスという言葉を聴いたときは驚きました。

ちなみに帝王切開も残酷ですが、私が日々残酷だなあと思っていた話を。
初めての交配のメス犬はうまくいかないことが多いので、 ステンレスのスティックがあるのです。 長さ20センチくらいの細い棒が。

初めての子に口輪をして、タオルで上半身を押さえつけて ワセリンを塗ったスティックでグサリ。それを何度か繰り返し、 ある程度ゆるくしてからオスとかけるんです。つんざくような悲鳴をあげます。
私は初めて見た時、泣いてしまいました。決して泣き虫ではない私なのですが。

初めてではないオスメス同士でも、交配の時に放っといて うまくいくようなことはあまりないので、二~三人がかりです。

一人がメスを抑えて、支えておきます。そして、オスを抱えたもう一人が、 メスのしっぽを左右どちらかに引っ張ってお尻を振らせます。
そうするとオスが興奮するので。その上に、オスを乗せる。 そして、チンチンをつかんで入れるのです。
これだけでも目を覆いたくなるような光景ですが、 これが、一回でうまくいかないときはさらに悲惨です。
メスは動けないまま不自然な姿勢でお尻をぐいぐい引っ張られ、 オスはオスで挿入を失敗すると、一旦元の大きさに戻るまではできないので、 早く戻るように皮を引っ張られたり、指ではじかれたり、1メートルくらい放り投げられたり。

本当にかわいそうでした。 それが耐えられなくて、 オーナーと大喧嘩になり、お給料を払ってもらえなくなって辞めたのですが。

犬は何も純血種を飼うことはない。つくづくそう思いました。


皆さん、畜犬業者や畜犬販売業者の甘い言葉や、かわいい宣伝に騙されないで!

劣悪な人間性をもった輩に、わざわざ儲けさせる道理はどこにもありません!

畜犬業者、畜犬販売業者からは一切の物品を購入しないようにしましょう!



良いブリーダー?と悪いブリーダー?  (優良ブリーダーってホントにいるの?)
http://www.geocities.jp/klcrfamily/breader01.htm

ケイ&リル


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また、ペットショップで売れ残りの犬猫が、動物病院で外科手術の練習台に使い捨てにされている実態が報告されています。
売れ残ったペットの行方の一つが、動物実験であることが明らかになっています。

【日本の5つの大学で撮影された映像】YouTube

http://youtu.be/4LVzAN0SU6A



ポジティブな気持ちが協力を強める!
一人の感情が、集団内に広がっていき、そして、それがその活動にも影響を及ぼすのであれば、少しでもポジティブな気持ちを持っていきたいものです。
些細(ささい)なことのようですが、それが実は集団でピンチを乗り越えるための大きな力になるのですから。

動物愛護活動にも通ずるものがありますね!
動物たちの悲惨な現状を嘆き悲しんでいるならば、その気持ちを活動にぶつけてほしいです!

動物たちが一番望んでいることですね。
ずっとずっと、苦しみや痛みに耐えて待っています。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚

もちろん転載お願いします。伝え広めてください。


ケイ&リル



『ケイ&リル 動物愛護の超メルマガ』より
http://archive.mag2.com/0001350453/index.html

まぐまぐのメルマガに登録すると、まぐまぐの他のメルマガまで勝手に登録する事になっていろいろ送られてきて鬱陶しいと思うので、登録した後にまぐまぐのサイトで他のメルマガを全部解除してくださいね。


●動物愛護管理法 8週齢規制、大ピンチ!

これまでにまとめられた意見案は、国会に提出され、議員立法によって決められることになります。
つまり、8週齢規制はペット業界が主張する「45日齢」、検討会で専門家が提示した「7週齢」、わたし達が求める「8週齢」の三つどもえのまま、政治家さん達に委ねられることになります。

このままではほぼ間違いなく、前回と同じことになるでしょう。
以前お話したように、8週齢規制ができなければ、殺処分ゼロもペットの店頭展示販売禁止も、またずっと遠ざかってしまいます。

詳しくはこのブログで読んでください。
http://blog.goo.ne.jp/jule2856/e/5720b1c8f1667478f18574afc6989758

政治家たちへの簡単な意見送り先もたくさん載ってるので、日本の愛犬愛猫家のみんなに広げたいと思います。


残念な結果になってしまってから暴動を起こすよりも、その前に暴動のようなものを起こす方がどっちにとってもきっと得策ですね。




●果物の正しい食べ方とは?

---食後にとる果物はよくない理由---

果物類は、食事と一緒にまたは食後すぐに食べるべきではありません。
空腹時に食べるのが理想です。
果物は他の食物と違い、胃の中で消化はおこなわれず、胃の中にほんの短い間しかとどまりません。
(バナナ、ナツメヤシの実、いちじく、ドライフルーツ類は例外で、これらはやや長めに胃の中にとどまります)

一方、他の食物は1時間から1時間半の間、胃の中で消化がおこなわれます。
果物類の場合はほんの20~30分間、胃の中にあるだけです。
果物は腸内で分解作用が起こり、栄養が与えられます。
しかし果物類を他の食物と一緒にとると、その食物と絡み合い胃から出れなくなり、発酵がはじまります。
例えばスイカは、朝一番に単体で食べれば、ガスを生み出すことは全くありませんが、食後に食べると、あなたは後で胃に不快感を感じることになるでしょう。

果物を正しく食べれば、体内の毒素を浄化できます。
果物には、毒を破壊する酵素が含まれています。
一日のはじまりは、空腹時に果物を食べることからはじめましょう。
朝、朝食(シリアル、パン、豆乳、お茶など)をとる20分前に果物をとるのがベストです。
こうすると、果物はすでに胃の中を通り抜けて腸に到着し、腸は大切な栄養分を吸収しはじめます。
有害な酸は、胃の膨張や過度の体重、かんしゃく、白髪、禿げ、目のくま、年齢にあわない顔のしわとして現れます。
食べ物の正しい食べ方をマスターすることで、あなたは健康、長寿、美しさ、正常な体重を手に入れることができるでしょう。

(「The healing power of fruits」)




●牛乳の嫌いな子供に無理強いして飲ませないで下さい。
喉が乾いたからと水代わりに牛乳を飲ませる事はやめて下さい。
ミルクはタンパク質・ミネラルなどの栄養素を豊富に含んでいる健康的な飲み物だと考えられているがこれは巧みに作り上げられた幻想だった。
 http://t.co/e9d97f72



これは犬肉です。
犬肉

お肉を食べなくても健康に生きていける事は日本でもどんどん広がりつつあって、肉食を減らしたりやめたりして菜食が増えていってます。

「ベジタリアン」 「ヴィーガン」 検索してみてください。




絶賛放映中!
http://alfjp.blog96.fc2.com/
動物愛護 映画館 ★ アニマルライツ シアター





NPO個人 ケイ&リル この世界のために
http://blog.goo.ne.jp/grandemperor





ケイ&リル


【拡散希望】実験動物のために声を上げましょう!


動物愛護法改正は各党で議論が進められており、いよいよ中~終盤戦に入ろうとしています。

これまでの経緯については、以下のALIVE記事を参考にしてください。
http://www.alive-net.net/law/kaisei2012/giin_rippou.htm


民主党動物愛護対策WTでは、2月中に6回の会議が公開で開かれ、うち2回で動物実験に関する議論が行われました。

動物実験/実験動物関係者からのヒアリングでは、関係者が口をそろえて、
・施設の届出や登録制は研究の発展に支障を来す。
・施設の情報が公開されれば過激な団体に妨害される。
・自主管理制度は上手くいっており、法規制は必要ない
といった趣旨の発言をされました。

詳しくは以下のALIVE記事を参考にしてください。
http://alive-net.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-20c6.html


また、動物実験/実験動物に関係する省庁からのヒアリングでは、実験関係者の意向を受けた文科省、厚労省、農水省が、動物実験/実験動物の自主管理は上手くいっており問題はない旨の発 言をされました。

実験関係者や関連省庁の主張は、根拠のない大げさなものであり、あくまで自分たちの好き放題にやりたいという、我儘で無責任、時代の流れにもそぐわないものと言わざるを得ません。


今後は、3月中にも各党で素案がまとめられ、その後、政党間のすり合わせ(修正協議)が始まると考えられます。
実質的に3月までが私たちの要望を訴えるために残された期間です。

以下に今後の重要議員一覧を記しますので、メールや手紙、FAX等での働きかけをぜひお願い致します


議員のところへは実験関係者も多数、陳情に訪れ、意見を出しています。
実験動物保護のために、彼らに負けないように声を上げていきましょう。

法改正提案項目は以下を参考にしてください。
http://homepage2.nifty.com/jikken-houseido/



【動物実験とは】 日本の大学の実態

http://youtu.be/4LVzAN0SU6A




民主党 

生方幸夫(衆議院・千葉6区) 衆議院環境委員長
http://www.ubu2.jp/
大谷信盛(衆議院・大阪9区) 衆議院環境委員会理事
http://www.nobumori.jp/
川越孝洋(衆議院・比例区九州ブロック) 衆議院環境委員会理事、動物愛護対策WT
副座長
http://www.dpj.or.jp/member/4091
近藤昭一(衆議院・愛知3区) 衆議院環境委員会理事
http://www.kon-chan.org/
篠原孝(衆議院・長野1区) 衆議院環境委員会理事
http://www.shinohara21.com/blog/
横山北斗(衆議院・青森1区) 衆議院環境委員会理事、環境部門会議党側座長
http://webhokuto.com/
小見山幸治(参議院・岐阜県) 参議院環境委員会理事
http://komiyama.to/
田島一成(衆議院・滋賀2区) 動物愛護対策WT座長
http://www.tajimaissei.com/
岡本英子(衆議院・神奈川3区) 動物愛護対策WT事務局長
http://okamoto-eiko.com/hp/index.html
岡崎トミ子(参議院・宮城県) 動物愛護対策WT顧問
http://okazaki-tomiko.jp/
松野頼久(衆議院・熊本1区) 動物愛護対策WT顧問
http://www.matsuno-yorihisa.com/
吉川政重(衆議院・奈良3区) 動物愛護対策WT事務局次長
http://www.yoshikawa-masashige.com/
浜本宏(衆議院・比例区近畿ブロック) 動物愛護対策WT
http://www.hiroshihamamoto.com/
福田衣里子(衆議院・長崎県2区) 動物愛護対策WT
http://www.eriko-fukuda.com/index.php

自民党

田中和徳(衆議院・比例区南関東ブロック) 衆議院環境委員会理事
http://www.tanaka-kazunori.com/
吉野正芳(衆議院・比例区東北ブロック) 衆議院環境委員会理事、環境部会長
http://www.myoshino.com/
松村祥史(参議院・熊本県) 参議院環境委員長
http://www.yoshifumi.net/
川口順子(参議院・比例代表) 参議院環境委員会理事
http://www.yoriko-kawaguchi.jp/
北川イッセイ(参議院・大阪府) 参議院環境委員会理事
http://www.k-issei.jp/
松浪健太(衆議院・大阪10区) どうぶつ愛護議員連盟幹事長
http://www.kentakenta.org/
三原じゅん子(参議院・比例代表)どうぶつ愛護議員連盟事務局長
http://www.miharajunco.org/

公明党 

加藤修一(参議院・比例代表) 環境部会長
http://www.shuuichi-katoh.jp/
高木美智代(衆議院・比例区東京ブロック) 動物愛護管理推進委員会委員長 
http://www.michiyo-t.com/



その他の議員や政党の連絡先は以下の「ジュルのしっぽ」さんの記事を参考にしてください。
http://blog.goo.ne.jp/jule2856/e/f27f92484e0d9904f951925ac1bd4d02





2012年動物愛護法改正を求めるネット署名にご協力ください!
http://homepage2.nifty.com/jikken-houseido/protect-experimental-animals.htm






※記事とリンク、署名の拡散にご協力をお願い致します。


動物実験の法制度改善を求めるネットワーク
http://homepage2.nifty.com/jikken-houseido/



転載しました。
― ― ― ― ― ―



動物実験/実験動物関係者、文部科学省、厚生労働省、農林水産省の連中は金が欲しいだけなんだぜ。

癒着しまくって動物の命を良いように好き勝手利用し、もちろん税金も無駄に使いまくってる。

金をドブに捨ててるようなもんだ。

ドブに捨ててるだけの方がまだましで、俺らの払った税金で動物を虐待し、拷問し、大量虐殺してるわけ。

もう動物実験なんて必要もなければ、新薬開発なんて全く優先するべき事でもなんでもないって事ぐらい国民は分かってるんだよ。

バカどもめ。

保身と好奇心と利権とサディズムのために動物を痛めつけて平気でいる奴ら、喜んでる連中、ほんとにクズだぜ。

そう思わないか?




映画 Earthlings [アースリングス] 日本語字幕 12/13 科学 動物実験

http://youtu.be/KDd62tVFUnE





< /tr>
新・動物実験を考える―生命倫理とエコロジーをつないで

三一書房





       




ケイ&リル


はじめに――「新たな発見」がもたらす、すばらしき人生 

『葬られた第二のマクガバン報告』上 33P


 「真実」は有害情報の山の中に隠されている

学究生活のすべてを「栄養と健康に関する研究」に捧げてきた私でさえも、今日、人々が栄養情報を求める熱意には驚くばかりである。

ダイエット本は絶え間なくベストセラーに名を連ねているし、大衆雑誌を開けば、どれも栄養のアドバイスを特集している。
新聞にはいつも健康関連記事が掲載されているし、テレビやラジオでは、必ずダイエットと健康関連の番組が放送されている。

しかし、こうした大量の情報を手に入れることで、はたして健康改善のためになすべきことを理解した、と確信できるのだろうか。
例えば、次のような問題について、あなたはどう判断するだろうか。


・農薬を取り込まないために、オーガニックのものを買うべきだろうか。
・環境化学物質はガンの根本原因だろうか。あるいは、健康は生まれたときに受け継いでくる遺伝子によって、あらかじめ決められてしまっているものだろうか。
・炭水化物は本当に太る原因なのだろうか。
・脂肪の摂取量について、もっと気をつけるべきなのだろうか。あるいは、飽和脂肪とトランス脂肪の摂取だけに気をつければ大丈夫なのだろうか。
・ビタミン剤をとるとしたら、どのビタミンをとるべきなのか。
・食物繊維を追加した強化食品を購入すべきだろうか。
・魚は食べるべきか。もしそうだとしたら、どのくらいの量を食べればいいのだろうか。
・大豆食品を食べると、心臓病を予防できるのだろうか。


あなたはおそらく、こうした疑問への回等にあまり確信が持てないのではないか、と私は思う。
しかし、そうであったとしても、それはあなた一人だけではない。
いくら情報が洪水のようにあふれていても、健康向上のために何をすべきか、本当に分かっている人はごくわずかしかいないのだ。

その理由は、研究が行われてこなかったからではない。
研究は行われてきている。
我々科学者は、「栄養と健康の相関性」について、膨大な情報を持っている。
しかし、科学が解明した「真の情報」は、不適切で有害といっていい情報の山に埋もれてしまっているのである。
すなわち、論理的根拠の乏しいジャンク・サイエンスや一時的なダイエット法、食品業界の宣伝、といった価値のないものの下に隠されてしまっているのだ。
私は、この状況を変えていきたい、と切に願っている。
私は本書の中で、「栄養と健康についての新しい考え方」をみなさんに提供するつもりだ。
それは迷いをなくし、病気を予防・改善し、今よりもっと充実した人生を送るのにきっと役立つはずだ。



 本書が提示する「真実」

私はこの「栄養と健康」についての研究組織に五十年近く在籍している。
しかもその上層部にいて、大きなプロジェクトを企画・指揮したり、研究が資金援助を受けられるかどうかを検討したり、また膨大な量の科学的調査をまとめ、全米専門委員会に報告するといった仕事をこなしてきた。

研究といった分野で長年経験を積んできた私は、今なぜ、アメリカ国民が健康に関して悩んでいるのか、その理由がよく理解できる。
国民には、自国研究費や健康政策費を負担している一納税者として、「食べ物、健康、そして病気に関してこれまで聞かされてきた考え方は間違っている」という証拠を知る権利がある。
本書の核ともいえる「真実」は、次のとおりだ。


・環境や食品の中の科学合成物質は、たとえどんなに問題があったとしても、ガン発症の主たる原因ではない。
・両親から受け継いだ遺伝子は、病気の犠牲になるかどうかを決定する最も重要な要素ではない。
・「やがては遺伝子研究の成果が薬による治癒を可能にするだろう」といった期待は、今すぐ可能で強力な解決策を無視したものだ。
・炭水化物、脂肪、コレステロール、オメガ3脂肪酸などの栄養摂取をうまくコントロールしても、それは長期にわたる健康にはつながらない。
・ビタミン剤や栄養剤のサプリメントは、長期にわたる病気予防の効果を与えてはくれない。
・薬や手術は、アメリカ人を死に追いやるほとんどの病気を治すことはない。
・あなたの主治医は「あなたが最も健康になるために必要なこと」を、おそらく知らないだろう。



 身を守るための最も強力な武器

私は、「人が体にとって良い栄養だと思っているものは何か」をもう一度考えてみようと提案しているにほかならない。

有名な資金提供機関からの援助を受け、二七年の間に築いた研究の成果をはじめ、私の四十年以上にわたる研究の結果が答えになるだろう。
今までの生物医学の研究に対して物議をかもし出すような結果だが、間違いなく「正しく食べることこそが、あなたの命を救う」ことを証明している。

書き方にある種の工夫をこらす著者もいるようだが、私は個人的な意見に基づいた結論を読者に信じてもらえるような書き方をするつもりは毛頭ない。
本書には七五〇余りの参考文献が用いられている。

しかもこれらの大半は、私以外の研究者によるガンや心臓病、脳卒中、肥満、糖尿病、自己免疫疾患、骨粗鬆症、アルツハイマー病、腎臓結石、失明などに関する情報である。
科学雑誌、とりわけ病気を減らす方法を提示している何百もの情報源である一流科学雑誌に掲載された研究結果の中には、次のようなものがある。


・糖尿病患者は食習慣を変えれば、薬をやめることができる。
・心臓病は食習慣だけで回復させることができる。
・乳ガンは、食べるものによって決まる「血中女性ホルモンのレベル」と関係している。
・乳製品の摂取は、前立腺ガンのリスクを高める。
・果物や野菜に含まれる抗酸化物質は、高齢者の知的能力の維持と関係している。
・腎臓結石は、ヘルシーな食習慣で予防できる。
・子供にとって最悪な病気の一つであるI型糖尿病は、間違いなく授乳週間と関連している。


こうした研究結果は、「より良い食習慣こそが、さまざまな病気から身を守る最も強力な武器である」ことを立証している」

したがって、この科学的証拠を認知することは、健康改善のために重要であるばかりか、私たちの社会全体にとっても、大変深い意味がある。

なぜ誤った情報が広く蔓延し続けているのか、そして、「食習慣と病気に関する調査方法」「健康状態を向上させる方法」「病気の治療法」などが皆、誤った方法であるのはなぜなのか、ということを、私たちはきちんと知っておくべきなのだ。



★〓みんなで読もう 人と動物と地球のために〓★

http://blog.goo.ne.jp/grandemperor/e/207ccc4ca6ee8699a032d1e60c0895f6



ケイ&リル