長倉圭井子事務所です。

NHKの報道により、高校在学生向けの奨学金の必要性について本日も話題に上っていました。現在の授業料についての話を掲載してほしい旨、お話もありましたので、情報提供をさせて頂きます。

高等学校で奨学金の貸与を希望する方へ向けては、日本学生支援機構で同様に取り扱いがございます。高校経由で毎年春にございますが、それとは別に「緊急採用」枠がございます。

主たる家計支持者の失職、破産、事故、病気、死亡等若しくは火災、風水害等の災害等又は学校の廃止によりやむを得ず他の学校に入学することで修学に要する費用が増加したことにより、家計が急変し、緊急に奨学金の必要が生じた場合は、随時申込みを受け付けていますので、在籍する高等学校の奨学金担当窓口へ相談してください。貸与期間の終期は採用された年度の3月までとします。
次年度以降は通常の申し込みを行ってください。

http://www.jasso.go.jp/saiyou/koukou.html

JASSO奨学金の貸与に当たっては、連帯保証人及び保証人が必要となります。
(連帯保証人は原則父母です。)
申込時に連帯保証人の「印鑑登録証明書」の提出が必要になります。また、貸与終了時には、連帯保証人の「印鑑登録証明書」及び「収入に関する証明書」、保証人の「印鑑登録証明書」の提出が必要になります。

事情により連帯保証人・保証人に4親等以内の親族でない人を選任した場合は、「返還保証書」及び証明書類の提出が必要になりますので予めご了承ください。

さらに東京都育英資金貸付事業がございます。同様な事業は各県にもございます。
都内にお住まいで、高等学校、高等専門学校、専修学校(高等課程・専門課程)に在学する方のうち、勉学意欲がありながら経済的理由により修学が困難な方対象です。一般募集が終了していても、特別募集がございますので、生計維持者が失職、破産、死亡、離別、 病気、事故、災害、経営不振その他の事由により家計が急変し、修学の継続が困難となり、緊急に奨学金の貸与が必要である場合、制度利用の
ご相談をしてください。

その他、私立学校へお通いの方につきましては、
東京都私学財団による「授業料軽減助成事業」、「入学支度金貸付事業」(一律20万円)もございます。

また公立・私立問わず、学校独自・同窓会組織等で奨学財団・奨学制度がある場合もございます。各種アルバイトを検討されている場合も、まずは各学校に相談されて方策を練ることをお勧めします。

何かのお役にたてれば幸いです。