【備忘録:100968km】ステアリングホイールセンターの修正 | けいランダーのブログ

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最近スライドドアミニバンに熱い眼差しを送る自分に気付きながらも、子育てに向かない三菱アイとパジェロジュニアの2台体制で頑張っている1児の父です。

こんにちは。

けいランダーです。

 

この整備内容はかなり危険が伴いますのでメーカーが発行している整備解説書を熟読できない方や自信の無い方は絶対に自分では触らず自動車整備工場にお願いしてください。この整備手帳を参考に整備したことに起因し万が一事故が起きたとしても一切の責任は取りません。



タイロッドエンド側で行い続けたDIYステアリングホイールセンター合わせの成れの果てw

かどうかは不明ですがとうとう運転席側のタイロッドエンドのボルトが底付きしてトーをイン側に振れなくなってしまったため、リセットの意味合いで左右のタイロッド長をきっちり合わせ、ステアリングホイール側を修正することにしました。

整備解説書にはバッテリーのマイナス端子を取り外し、テープを巻いて絶縁するように指示されています。
 

 

そして端子を外した後、60秒以上待ってから作業するように指示されています。
これは電源が喪失した場合でも一定時間エアバッグを展開できるようにコンデンサが電圧を保持しているからだそうです。
心配なので僕は念のため20分以上放置してから作業を開始しました。

まずは左右2箇所にあるトルクスねじを緩めます。

 



トルクスねじを緩めたら今度は衝撃を与えないよう慎重にエアバッグモジュールを持ち上げ、ステアリング側というかクロックスプリングに繋がっているコネクタを外します。

そして外れたエアバッグモジュールは必ずパッド面(普段目にする側)を上にして清潔で平らな場所に置きます。
心理的にパッド面を下にしたくなりそうですが誤爆した際にエアバッグモジュールが吹っ飛んでめちゃくちゃ危ないので絶対にやめましょう。

そして、センターのナットを少し緩めてからステアリングホイールプーラーを使いステアリングを取り外します。

※ステアリング取り外し時は人力ではなく必ずステアリングホイールプーラーを使いましょう。(ステアリングの衝撃吸収機構にダメージを与える恐れがあるため)

 


ステアリングが外れたらナットを取り外し、ステアリングも外してクロックスプリングをセンターに合わせた後ステアリングもセンターに合わせて取り付けナットを規定トルクで締め付けます。

ナットを締め付けたら、エアバッグモジュールを元通りに戻し、必ずコネクタを確実に接続したことを確認してからトルクスネジを締めてエアバッグモジュールを固定してください。


全ての作業を終えたらバッテリーのマイナス端子を接続し、念のためエアバッグモジュールから離れた状態でエンジンを始動させハンドルのSRSウォーニングランプが取説通りの光り方になっていること、およびその他異常がないことを確認してください。