人の行動には、その人の個性や本性がにじみ出てしまうものだと思います。
特に意識的に行動しない時ほど。
特に社交ダンスほど「自分」が出ちゃうものはないなあと改めて実感しています。
特にペアダンスですから、常にそこには自分じゃない相手が存在する。
そうすると、人間関係について自分がふだんどう思ってどう行動しているかまでで隠しようがないくらい出ちゃうんです。
私がとにかく言われていることは
雑!
ふた言目には「雑なんだよっ!」と言われます。
ステップの一歩一歩がドスドス行くとか、丁寧にフロアを使えてないとか、そういうことです。
しかも、踊っている時のみならず、これがすべての行動にまで怖いくらい影響しちゃう。
例えば、終わった後のレベランス。
ここで終わりじゃない。
ちゃんと男性の腕を取って堂々とフロアの外まで行かなくちゃいけない。
私は「あ~終わった!終わった~!」ってなりがち。
特に息が切れていると、ゼーハー……かがみ込みそうになってます。
ホントダメ。
細かいことでいえば、こないだなんて、ドリンクのボトルの蓋。
スクリューキャップじゃなくて、かぶせる形の。
こういうヤツ↓
上の部分、開けっぱなしにしてた。
踊りながら閉めに行く先生……。
またしても
雑なんだよ!
……すいません。
一事が万事です。
突きつけられると、自覚があるだけに凹む。
勢いだけで生きてきた人生が出ちゃうんです。
エイヤッて生きてきた生き方は、例えば、前進の時に自立せず、どりゃあ!って進んで「あとはよろしく~」みたいな踊り方に出ちゃう。
そりゃあ嫌がられますよね
これがね、本当に人のことだと気になるのわかるんです。
立場が違えば私も同じ。
教える仕事をしていると、書くものは悪くないんだけど、とにかく雑なのって目につきます。
原稿の送り方ひとつでわかってしまう。
目にあまったので、先日はある受講生に「雑だよ。気をつけた方がいい。デビューして現場に入ったら、そういう作家だと思われてしまうよ」と注意しました。
本人、ガーンとなってましたけど。
気持ちはすごくわかる。
このところレッスンを詰め込んで、私なりに真摯にダンスに向き合った結果、自分自身を見つめ直すことにもなりました。
言いにくいことをはっきり言ってくれる先生には感謝です。(これはイヤミじゃなくて本心)
コンペまでに痩せるはずが……
ストレスで食べ過ぎちゃって、結局現状維持。
ま、まずい……。
こーゆーところが雑なのね
ポチッていただけますと喜びます