デモもコンペもない農閑期のレッスンは、基礎、基礎、また基礎の連続です。

地味だけど大事!

 

「えーと、今日のテーマはなんでしたっけ?」からのT先生。

ブログで業務連絡するからなあとブツブツ。

すいませんねあせる

 

まずは立ち方から直されました。

腕に力を入れないこと。

その上でフレームを意識する。

腕で押し引きしないように。

背筋を伸ばして、ボディでトーンを感じること。

一瞬はできても、前進からターンしたら、ほーら抜けた。

この連続です。

 

今回の重点項目はサンバのプロムナードラン。

え~~!? 今までやってたの全然違うじゃん!

なんでもっと早く言ってくれなかったのよ~。

よくもまああんないい加減な動きで人前で踊れたもんだと恥ずかしくなりますガーン

 

このステップに限らず、そういう箇所は山のようにあるんですけどね。

本番が近くてとりあえずルーティンを形にしている段階だと、できてなくても流しちゃうんですよねえ。

まあ、だからこそ農閑期のレッスンが大事なわけですが。

 

レッスン終わりには、「はい!ノート出して!」と、ホットなうちにメモさせられます。

とても人には見せられない子供の落書きみたいなレッスンノートだけど、次回読み返した時にわかる程度のキーワードを書いておきます。

これ、大事。

 

私のダンス友達はえらく目が肥えてる人ばかりなので、デモやコンペの感想を率直に伝えてくれます。

私とT先生のデモを見た友人からは「先生があなたを一生懸命キレイに踊らせてくれようとしているのがよくわかったよ」と。

私は自分のパートを踊ることに必死で、リーダーである先生のことをちゃんと見てなかったのに。

(だから歴代の先生たちに「俺、いるんだけど」と言わせてしまう。。)

 

そこで、また別の友人が、別の人たちのダンスを見て「〇〇先生は、自分のアピールだけで生徒のことを全然見てない!」と指摘していたのを思い出しました。

 

さらにはまた別のダンス友達が有名な先生と出ていた人のデモを見て、

「先生が生徒を気遣い過ぎて、先生のオーラが全然見えてこない」という感想も聞いたことがあります。

 

なるほど……。

そうだよね。ダンスは一人でやる他のスポーツ競技とは違うのだ。

なので、今日は宣言してきました。

 

これからはもっと「二人」の世界観をしっかり出せるように踊ります。

恥ずかしくて目を見られないとか言わないから!

だから、先生は先生でカッコよく踊ってね!と。

(私はスタンダードもラテンも男性のロンデが大好きなので、必ず先生にも滞空時間の長いロンデを入れて!と言っています)

 

男性がカッコよく見えるのは2通りあるんだそうです。

まさに観客に向かって、「俺を見ろ!」とアピールする時。

もう一つは、パートナーをキレイに踊らせている、という二人の世界観をつくっている時。

内心は「パートナーを気づかってる俺ってカッコいい!」と思っている人もいるらしいけど、

そういうのは見ればわかっちゃうかも。

 

ダンスは二人でつくりあげるもの。

リーダーとパートナーのハーモニーが生み出す世界観がどうしたって見えてしまう。

それは、パートナーとしての「仕事」をちゃんとするということの先にある、二人でつくる目に見えないものと言っていいのかもしれまん。

 

ま、そんなわけで、一方的に宣言してみたけど、先生は「ハイハイ、頑張ってね」って感じでした(笑)

でも、やっぱり目標は言葉にしないとね。

あとは有言実行だっ!

 

ダンスはやればやるほどできないことが見えてきます。

そして、理想は手が届きそうで全然届かない。

それが楽しいには違いないけど、まあキリはないですね照れ

 

 

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