セグエってなんだろう? ショーダンスとどう違うの?
プログラムに明記してあったので、簡単にまとめてみたいと思います。
~2021スーパージャパンカップダンス セグエ競技~
〇審査システム&基準
審査員は14名。
①基礎的技術 ②音楽性 ③運動性 ④二人の調和 ⑤パフォーマンス
1 出場資格
以下の大会の決勝入賞者および準決勝2回以上の入賞者
・2019年度全日本選抜選手権大会(総合成績)/日本インターナショナル選手権大会/
JBDF全日本プロフェッショナルダンス選手権大会
※資格を取得した時と異なるパートナーとは出場できない
2 ダンス種目
5種目中3種目以上で構成。他のダンスのエレメントも振り付けに加えることはできるが、選択した競技ダンス種目に関しては70%をカバーしなければならない
3 音楽
2分45秒~3分30秒
4 ホールド
スタンダード部門では最低以下のホールドを必要とする
1)男性は左手で女性の右手をホールド
2)男性の右手は女性のボディから離れてはいけない。
ただし女性を左回りにも右回りにも回すことも可能
ホールドをはずしていいのは1回につき20秒、4回まで
5 リフト
演技全体で3回。
リフトもホールドをはずしたとみなされる。
原則としてパートナーを利用して2秒以上フロアから離れたらリフトとみなす
6 小道具およびドレス
入場、演技、退場中は使用禁止
演技のテーマに合いテーマを補足するものとするが、ボールルームスタイルまたはラテンスタイルでなければならない
7 審査システム
1カップルごとの絶対評価
技術点審査員9名と芸術点審査員9名
5から6点の間で採点(2組まで同点をつけられる)
技術点、芸術点それぞれから最高点1人分と最低点1人分をカットしたものを合計した点数の高い組から上位とする
8 セグエ規定審査員の審査
規定に違反した演技を確認した場合は、違反行為1項目につき合計点から1点減点
今回のプログラムでおもしろかったのは、大竹辰郎先生と田中英和先生の対談記事です。
UK戦が終わった後でブラックプールの前であるセグエ選手権は負担でしかなかったとか(笑)
そして、ショーダンスというのは、別に1曲でもよくて、自由度が高いらしいです。細かい規定は書いてなかったので、気になる方はググってください。
セグエに出場した選手のブログを読んでいたら、大きな減点をされてしまった、ということも書かれていたので、ホールドの問題などがあったのかもしれません。
見ていて、テーマはわかるけど、ただのメドレーとどう違うの?と思った作品もありました。
優勝した浅村組は、出てきた瞬間からなんだかはじけていて、自然と手拍子が沸き起こっていました。本当に見応えがありました。
個人的に好きだったのは、島田・村松組の「Moonlight Sonata~月夜の誘惑~」、世界観とドレスがいいなと思ったのは本多・戒野組の「楊貴妃~悲劇の皇妃~」です。
セグエに出ることを1つの目標にしているカップルもいます。出場が決まったら決まったで、テーマ選びから衣装、振り付けと莫大な費用と時間がかかるとも聞きます。
海外留学を兼ねて海外の振付師につくってもらって帰りの飛行機の中で必死に覚えた、なんてエピソードも聞いたことあるし。
これから1年間、さまざまなパーティーやイベントで踊っていく中でさらにブラッシュアップしていくんでしょうね。
ラテンのセグエも見たかったなと思うと、やっぱり2日連続で行かないとダメだったか~。
今回活躍した先生は、週明けから早速レッスン希望者がドッと増えたと聞きました。
コンペは競技選手にとって戦いの場であると同時に、新規のお仕事拡大にもつながりますよね。
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