ダンスを始めようと思った時に、教室や先生の探し方は前に書きましたが、
では、生徒が「やめる」時はどんなときでしょう。
①物理的に無理
多忙、引越し、親の介護、本人の病気や怪我でダンスをする時間が
ない。もしくは経済的な理由で続けられなくなった。
②他に好きな人ができた(笑)
複数の教室に通っているうちに、比重が変わり、別に嫌いになった
わけではないけれど、時間的にも厳しいので1つに集中したくて。
まさに恋愛と一緒ですね。
③違和感を感じた・嫌いになった
教室の雰囲気があまりよくない、先生の教え方になじめない、
生徒の中にどうしても合わない人がいる、
トラブルで嫌な思いをした、など感情的な理由。
④先生がいなくなった
先生が教室を辞めてしまった。(海外移住・独立など)
または廃業してしまった。
⑤ダンスに飽きた
他の趣味やスポーツの方が楽しくなったなど。
なんてところでしょうかね。
①と④はどうしようもないことなので、本人も「残念ですが」
という形で去っていくことができます。
私も先生が海外に行ってしまった、ダンス教師を廃業して転職しちゃった
というケースを経験したことがあります。
⑤も割とドライに割り切れる気がしますね。
徐々に他の趣味へかける比重が大きくなって、ダンスはもういいや
みたいな。
なかなか言いだしづらいのが、②と③ですよね。
優しい人、気の弱い人はガマンして続けてしまったりします。
新しいことを始めるより、続けてきたことをやめるのは、相手があること
なので難しいですよね。
結婚より離婚の方が30倍疲れる!(当社比・笑)というのと同じ感じかと。
特に初めての教室で他を知らないと、オーナーの経営方針によって
居心地が全く変わるということにも気づけません。
競技選手として最高に優秀な人が有能な経営者になるとは限らないんですよね。
オーナーなのに挨拶もしてくれないとか、スタッフが生徒よりオーナーに
気を使っていたなんて教室もありました。
レッスン中にオーナーカップルがいきなり自分たちの練習を始めてしまい
こちらが隅っこによける、なんて経験もしたことがあります。
だからこそ、いろんなところに行っていいと思うんですよね。
競争社会なのですから。
そして、なにも「今日でやめます」なんて言わなくても、徐々に回数を
減らすとか、しばらく行けませんという形でフェイドアウトすればいいのです。
先生たちだって慣れてます。
そして、狭いダンス界ですから、どこかでバッタリなんてことがあっても、
そこは気まずいと思わず、「こんにちは!」と挨拶すればいいのです。
私も過去に大きなパーティーで以前習っていた先生にバッタリ会って、
「わあ、まだダンス続けていてくれたんですね!」と言ってもらえたことが
ありました。あれは嬉しかったです。
ちょっとジマン。元全日本チャンピオン・瀬古知愛先生に再会した時にも、
教室には通っていたけど、直接習っていたわけじゃないのに、
「あ、脚本家されてましたよね!」と言っていただけてすごく感激しました。
逆に先生や教室には問題ないけれど、意地悪な生徒がいるなんて時は、
時間がかち合わないようにするとか、先生に話しておくべきです。
先生の方も仲が悪い生徒2人が試合の応援に来るとなったら、
全然違う席のチケットを用意するなどすごく気を使っていたケースも
ありました。
なんにせよ違和感を感じたら、無理をしないのが一番だと思います。
だって楽しくなければダンスじゃないですから。
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