我ガ輩ハ、BARニイル。大正編までのあらすじ | 若尾桂子オフィシャルブログ

我ガ輩ハ、BARニイル。大正編までのあらすじ



我ガ輩ハ、BARニイル。大正編
略して
ワガイル大正編。

なんとありがたい事に千秋楽1/26 15:00の回が完売間近になりました✨✨
ここから土曜も残り少なく、初日も埋まってきてるので自由に日時を決めれる今にスケジュール調整してくださいませね☺


さて、今回は『大正編』と名前についております。

なので初めてワガイルを観る方にも楽しんでいただけるように人物相関図&これまでのあらすじをサクッとブログに書きたいと思います。

ただ、今回は続き物というよりは『エピソード0』なのであらすじを知らなくても楽しめちゃいます✨



より深く楽しみたい方は是非ご一読を。。



まずは主要人物です



ワガイル主人公=【浩介】

幼い頃に父親と死別、母親と暮らすもその母は筋ジストロフィーという難病で亡くなってしまった

学生時代にいじめにあい、登校拒否そしてついには自殺を考えある日浩介はトラックの前に飛び出すがすんでのところで1匹の黒猫が体当たりし、浩介は一命を取り留める

命の恩人(猫)であるその黒猫は事故がキッカケで左足を負傷
責任を感じた浩介は黒猫を家につれて帰り、兄弟のように育つ事に

黒猫の存在が支えになりまた浩介は学校へ行けるようになっていく
出かける時は学校まで浩介を見送り
帰る時は学校まで迎えに来る

しかしある日突然、黒猫は姿をくらましてしまった。。


心に穴が空いたまま日々を過ごす浩介
唯一、安らげる恋人もできたが、自身も筋ジストロフィーに侵されてしまう恐怖から彼女を突き離して留学へ


帰国してしばらく、一軒のバー『キャッツアイ』に引き寄せられる浩介はそこで左足に怪我を負った奇っ怪な言動のマスター【健太】と出会う。

鯖缶が大好きで日向ぼっこを急に始めたり動く物に目が行ってしまったり。。。

健太は消えた黒猫が猫又として帰ってきた姿だったのだ


不思議な力を使い、来店する人々の心の穴を埋めて癒やしていく健太。
浩介もまた、別れてしまった彼女との再会を果たししっかりとお別れをするのだった



キャッツアイで働くようになった浩介は健太とうまくやっていたがある日突然、健太を連れ戻しに来た女、【かすみ】とそのお付きの烏【ラウム】と出会う。
かすみは何百年生きてきた妖、健太が猫又になる手助けをして面倒を見てきたと言う

人々を助けるために健太が妖力を使いすぎた結果、猫又としての寿命が削られていくのを危惧して迎えに来たのだった
かすみの思いもわかりながら、浩介を助ける為に更に力を使い健太は視力を代償に無くしてしまう

もう、誰かを失くすのは嫌だと訴えるかすみに
俺は妖だからずっと側にいるよと伝える健太
健太をそのまま置いていくわけにも行かず、キャッツアイで健太と浩介と過ごしていく決心をする。



ここまでがワガイルシリーズのめちゃくちゃ大まかな主軸のストーリーでした!



健太とかすみの昔からの友人の狸の兄妹達
かすみの尻に引かれまくる烏のラウム
BARに営業に来る駄目タレントと駄目マネージャー
死んだ事に気付かず現れた幽霊
浩介と生き別れになっていた弟

こんな登場人物たちが活躍していました☺



浩介と健太は固い絆で結ばれている

健太はかすみに想いを抱いている

浩介とかすみはつかず離れず、だんだんと打ち解ける

こんな関係性だったのがワガイル前シリーズです。



1/22~26 のワガイル大正編では
妖のかすみがストーリーを動かしていきます。

なぜなら浩介と健太とかすみは、遠い遠い昔からの縁が絡み合っていたのです。。。



そして、ここから1つ重要なのがワガイル前シリーズで語られたかすみのお伽話し。

これは頭に入れておいていただけるとより良いかなと…!


黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫あたま

江戸よりも昔の時代、狐や狸が山の中で人間を化かして遊んでいた頃。

小狐が猟師の仕掛けにはまってしまい鳴いている所に通りかかった心優しき1人の青年
震える小狐があまりに可哀想で助けてやりました

家に訪ねてくる1人の少女。
ひと晩泊めるとお礼に身の回りの世話をさせてくれと言い、いつしか2人は心を通わせ夫婦になる事を約束します

若い2人は幸せな未来を夢見るも、青年の住む村はひどい日照りが続き田畑は干上がり次々に村人達は倒れてしまいました

山奥の龍神の棲む滝に生贄を捧げて雨を降らせようと村人達は話し合います
他所から来た得体のしれない少女に白羽の矢が立ち、青年の必死の願いも虚しく生贄は決行されることに。

嘆き苦しむ青年に、少女は自分が以前助けてもらった狐だということを告げ妖の自分が生贄になれば必ず雨は降る、だけどせめて死ぬ前に妻にしてほしいと頼み二人は一晩だけの夫婦になるのでした

青年から贈られた赤いかんざしを1つ握りしめ、狐の少女は滝つぼに身を投げ村は救われました

誰かを愛するとは、その相手の幸せを心から願うということ

その愛を尊く受け止めた滝つぼの龍神は狐の少女を助け導き、辰狐(しんこ)に育てたのでした

恐竜くん恐竜くん恐竜くん


ここまで読んでくださった皆様はきっとお察しの通りです。
この狐の少女が、私が演じているかすみなのですね


愛した男を助けて命を投げ出したかすみは、辰狐となり長く永く生きる事に。

妖の仲間とも次第に出会い、それなりに楽しく暮らしていたのですが明治から大正と時代が変化するにつれ山里の景色が変わっていき。。


ここからが大正編になります!

雰囲気は伝わったでしょうか??

楽しんでいただけるように座組全員で頑張りますので、ぜひぜひ足を運んでくださいませ✨