南の緑豊かなジャングルから北のコンクリートジャングル ニューヨークにやってきた。

そもそも、日本を出たのは旅がメインテーマではなく、音楽がメインテーマだったのだ。現地で生でそこの音楽を聴きたい。

踊りたい。で何かを一つ楽器を選んで学んでみたいと。

 なのに途中で全財産盗まれ 助けも呼べず、カリブ海の謎の小島で自給自足暮らしする羽目になったのだが、これが楽しすぎてー。照れ

 で、そこでいろんなジャンルの音楽を聞いたが、自分の心に響いたのが”サルサ”で、”コンガ(太鼓)”の音とリズムだったのだ。

 一度、日本に帰国してコンガを習いに行ったが、”そんな細くて小さい手で女のお前には無理だ。”と言われた。

 実際、叩いても確かに男の人より はるかに音量も小さいし、、。でも、くそー!そんなん言うんだったら、やって見せてやるー!”

 って、勢いついて、日本を飛び出し、ニューヨークに向かったのだ。フッフッフッニヤリ ここは世界の一流コンガ奏者が集まっているのだびっくりマーク

 

 しかし、来たはいいがいきなり大都会、しかも、英語ショボーン

いやいや そこは大丈夫。プエルトリコで知り合った人の家にしばらく泊めてもらうことになっている。

(しかし、まあどこに行っても誰かと知り合って泊めてもらうという特技が私にはあるようだな口笛

 こうして、いきなり、ニューヨークに来ても  

”スパニッシュ イースト ハーレム”と言うヤバそうなバリオ(地区)に住むことになった。(実際、めっちゃヤバい地区だったが)とりあえず、スペイン語の通じるし 懐かしい匂いもして まあいいかって!

 そして、私は、早速、121丁目にある

 ”イースト ハーレム ミュージック スクール”に通うことになった。年間12ドルと言う安さ。

そこはニューヨークに住むラティーノ達のアイデンティティーを守るためと非行に走らないためにと安い授業料でほぼボランティアで豪華なミュージシャン=先生が教えていた。

校長先生は”Willy Colon” ”Charlie Palmieri”と言うサルサ界の大御所だ。素晴らしすぎるびっくりマーク

 

 チャーリー パルミエリはいつもこう言っていた。

”基本はトラディショナル、アイデアはファンタスティッに!”

 ★何か物事を一番初めに学ぶ時 師 先生を選ぶことが一番大切。

 家を建てる時、まず、その土台が一番重要なのと同じで、いくら見た目が豪華な建物でも土台がしっかりしてないと簡単に崩れてしまう。

つまり表に見えない部分が一番 肝心と言うことだ!

 見せかけだけの中途半端な先生?に教えられて後で文句を言ったって、自分の選択のせいに過ぎない。

だから結局は、何をやるにも選ぶにも自分自身の目を感性を磨くこともだが、それよりも純粋に自分の心の声を聞くことかもしれない。 そうすれば出会いも情報も向こうからやってくる。

 そして、私はこれからコンガ修行が始まるのであった。