参照
 
馬場下通路から、この石段を登ります。
立派な石段ね。細いから、人ひとり分の幅だけど。

 
細長い曲輪跡に出ました。
左へ行けば、物見台があるようです。
でも、霧がかかってきたし、、、

 
霧にむせぶ夜

 

一服した気分で。

 

尾根を削った細長い曲輪跡。

せっかく遠路はるばる来たのだから、物見台も見なくちゃ。

向かって右手に石塁があったのね。

 
大手口馬場跡?
右手へ下ると馬場跡がありました。

 
 
馬場通路・石塁 説明板
石塁が72mの長さで発見された?
北の長手口からの攻撃に備える防御上の効果があった?
この石塁の上に築地塀が造られていたと考えられる?
土木建築は、敵に、いかに威圧感を与えるかが大事なのね。
大砲の玉が出土した?
古い時代から改変され、新しい時代にまで使われていた城跡という証かな。

 
霧の中に建つ半復元の物見台
向かって左手に降りられる石段があるようですが、通行止めにしてあります。

 
物見台 説明板
「物見台の基壇は、自然地形に沿って等脚台形に造られており、基壇中央から物見矢倉と考えられる柱穴が4本発見されています。また、物見台基壇からは、釘や火縄銃の弾丸が出土しています。
この物見台からは、金山城の周囲が良く見渡せるため、上杉謙信:天正2年)は、物見台から死角となる藤阿久へ仁を構えました。」
物見矢倉を復元したものではないと書かれていますね。うんうん。

 
4本の柱跡に従って半分復元をしたのね。
ここも、石垣がしっかりしています。

 
萌える石垣の曲線
防御も意識していますね。

 
太田市を見渡せます。

 
物見台から見た大手馬場跡方面

 
霧が濃くなってきました。
本丸へ急ぎます。
 
む?

 
馬場へ行くのね。

 
物見台側を振り返る。
霧で物見台が見えない。
硬い岩盤がある山なのね。
地震には強いかも。

 
ちなみに、これは帰途の写真↓
霧が晴れています。
 
さて、行きは、霧が濃くなってきたので本丸を目指します。
一段下に馬場曲輪跡が見えてきました。
 

 
帰途の写真ですが、振り返った景色。
 
馬場曲輪跡
柱穴の跡に柱を立てて、当時の小屋の様子を彷彿とさせるようにしていますね。
ひひ~~ん🐎
この図から馬場曲輪跡の横には大堀切があるのがわかります。
深くて広いですね。
馬場曲輪跡
奥の木々が繁った暗い部分には大堀切があります。
 
馬場曲輪跡
 


馬場曲輪跡の下方には大堀切があります。
本丸に一番近い大堀切
4つの堀切のうち最重要ポイント
本丸を守らなくちゃいけないので、尾根づたいに来る敵をここでストップさせる意味があります。
 
大堀切
横から見ています。
この雑木と雑草がなければ、全容がわかりますが。。。
 
馬場跡から見た下方
池は、私がかねてより実物を観たかった月ノ池
まあるいお月さまです!
大木の下には大堀切
せめて、この雑草が無かりせば・・・
 
馬場曲輪跡から下ります。
立派な石垣
 
大手馬場下残存石垣
 
 
 
 
向こうの暗い部分は大堀切
その向こうに石垣が見えます。
 
三ノ丸下塹壕(大堀切)
 
これが大堀切
 
大堀切から流れ出る水はどこへ行くのかな?
それが、月ノ池なわけですね。
まあるい月ノ池
石垣で、しっかり土留めしてあります。

 

 

 
 
 

 

 

2018年に神奈川県の河村城跡へ行きましたが、ここも大規模な堀切と障子堀があり、その大堀切の付け根には、池がありました。

山上ですから貯水しておけば使えるし、大雨で蛇崩をしなくて済みますから。