井口城趾 石碑
現在は、城趾が墓地になっています。
池田さん、今井さん、荒井さん、というように、水に関わる姓が多い印象です。
井口城に居城したのは、井口氏。
なんと、桃井氏も居たようです。

 
井口城跡 説明板

 
ほ場整備し、大型耕作機械が難なく稼働できるようにしてしまったため、城郭の遺構は、全く残っていませんでした。
しかし、水は、豊か。
南砺市のどこを歩いても、水が流れる音がします。

 
田の水面に投影される山々

 
 

 
かなり大胆にほ場整備をしたんですね。
井口城跡エリアです。
右手の墓地に石碑あり

 
それでも、豊かな富山米を生み出す水田。 尊し。

 
このあたりも城跡エリア
一段高くなっているあたりが本丸跡でしょうか。今は、墓地ですが。
では、手前は埋め戻した堀跡?

 
池尻中世石塔群
南北朝時代の五輪等などの墓石が、排水工事の際に多数出土したようです。
地名に『塚』がある場合、墓を意味するので、南砺市にある「八塚」「塚田」は、そういう土地だったのでしょうね。
池尻にあるので、井口城趾と関連があると考えられているようです。
残念ながら、石塔群は、確認はしてきませんでした。
 
 
農家は、散居村
カイニョ(防風林で囲われた屋敷)が、点在しているのが特徴。