自分でもなんだかよくわからない勢いで
電話、メール、FB..
出来ることは全部やろう
数時間後に
私がカバーしたい楽曲を演奏している方に
直接連絡がとれる
という方に、いきつきました。
まったく面識なく
まったく何の事情も知らない方の事務所へ
お電話して
はじめまして！
突然で恐縮でございます。
林田圭子と申します。
少しお話させていただけませんか！
まったく面識なく
まったく私を知らない方に
一方的に話させていただく失礼を
まず誠心誠意、あやまって。
自分の事情と、気持ちを
かっこつけず、見栄はらず、
なりふりかまわず
正直に全部、お伝えしました。
今、思うと、
よく、こんなことできたな、と
自分に対して
驚く気持ち半分
あきれる気持ち半分
何よりも相手の方の
懐の広さに言葉を失いました。
え？！
あ、はい、
あ、林田さんとおっしゃるのですね、、
うんうん、、
と、かなり驚きながらも
とにかくわからないから
わかる資料を
ということになり
CDに絡む
途中段階だけど諸々のもの
私の存在を現せるもの
ありったけの情報を全部データで
送りました。
こんな方が
いらっしゃるのだな、、
尊敬、という言葉では
言い表せないかもしれないなあ
こんな人に私もなりたい
沢山のやりとりの後
一本のメールが届きました。
「全力を尽くします」
綺麗な夕陽が落ちて
外は真っ暗
ビールを買いに外へでました。
涙がポロポロ、ポロポロ、
こぼれてきました。
感謝。
ただ、ただ、感謝。
見ず知らずの私の為に
全力を尽くす、
とこたえてくださる方がいる
その事実、なりゆきに
ただただ涙がこぼれました。
翌日にレコーディングを控え
私が欲しかったもの
それは
私が演奏することへの
許諾です。