先週はセントライト記念(G2)があり、皐月賞馬ソールオリエンスを破ってレーベンスティールが優勝、菊花賞への優先出走権を得ました。
いやーここに来てついに出てきました。
名前を見ただけで予想がつく、リアルスティールの子供。
父リアルスティール自身、クラシックでは皐月賞でドゥラメンテの2着、菊花賞はキタサンブラックの2着と惜敗しています。
面白くなってきました、クラシック最終戦。
2015年クラシックを走った世代の子供達が今年の主役。
最後の一冠は誰が獲るでしょうね。
そしてそして、そのレーベンスティールの血統ですが、なんとなんと!
母父がトウカイテイオー![]()
テイオーの孫でまだ3歳の馬がいるなんて!
1988年に生まれたトウカイテイオーと2008年に生まれたオルフェーブル。
20歳も離れている2頭の孫たちが同い年で一緒に走ってるという衝撃。
テイオーって誰?な方はこちらのショート動画を。↓
レース中に骨折や筋肉を痛めたりのアクシデントがあった事を考えると12戦9勝の戦績は凄いです!
テイオーの産駒はG1を勝った馬は3頭いましたが、気性の悪さで現役中に去勢していたり、種牡馬にならなかったりでG1牝馬に夢が託されましたが強い馬は生まれず‥。
このままではテイオーの血が、ひいては父シンボリルドルフの血が途絶えてしまう‥とクラウドファンディングでテイオーの産駒をなんとか後継種牡馬にしたというお話もあるくらいで。
強い馬から必ずしも強い馬が生まれるわけではないのですね。
しかも90年代にはサンデーサイレンスはじめ大物種牡馬達が海外からやってきた時代。
テイオーとともに春の天皇賞を戦ったメジロマックイーンもそうでした。
祖父、父、マックイーンと史上初3代連続で天皇賞春制覇を成し遂げたのに、産駒はイマイチ。
ただ、娘達からオルフェーブルやゴールドシップが生まれた事で母父として血を残すことができました。
テイオーも母父として血統が続くといいですね。
レーベンスティールの父方の血統は父リアルスティール、父父ディープインパクトなので、もうこれこそ日本競馬の結晶ですね。
↓右がトウカイテイオー、左がレーベンスティール。
イケメンで有名なおじいちゃんと流星の模様がそっくりです。
無敗の三冠馬2頭に無敗の二冠馬がいる血統。
トウカイテイオーが怪我で出れなかった菊花賞をぜひ勝ってほしいと思います。
明日は神戸新聞杯。
ゴールドシップの子供、マイネルラウレア頑張れ〜!

