先日のドバイワールドカップの興奮が冷めやらぬ私。
ウシュバテソーロのレースを何回も見ちゃいました。
びっくりですよねー。
序盤、上空のカメラが全頭を写し出しているはずが、あれ、なんか後ろからもう一頭きた。
ウシュバだ。
最後方でしかもポツンしていたんかーい!
最後方から大まくりする名付けてゴールドシップ戦法は芝レースならあるけれど、ダートでは珍しいと解説の方がおっしゃっていました。
そのウシュバテソーロですが、前の記事にも書いた通り血統は父オルフェーブル、母父キングカメハメハです。
オルフェは実はダートの適性があったかもしれない説もあり、私はこの血統の組み合わせはダート馬の黄金配合ではないかと睨んでいます。
最近キングカメハメハとエルコンドルパサーは父親が同じキングマンボ産駒だということを知りました。
遅いですよねー。
そっかそっかー、じゃあロードカナロアやドゥラメンテはエルコンの甥っ子なんだ!!
血統が繋がって一人で興奮しております。
エルコンドルパサーといえば、凱旋門賞2着。実は最初はダートのレースに出て3戦3勝しています。
その後に芝に転向して、凱旋門賞に向けてフランスで半年かけて欧州仕様に。
フランスでイスパーン賞(G1)2着、サンクルー大賞(G1)1着、フォア賞(G2)1着、凱旋門賞(G1)2着と活躍しました。
今まで凱旋門賞2着はエルコン以外だと、ナカヤマフェスタとオルフェーブルが2回。
二頭ともステイゴールド産駒。
ナカヤマフェスタは分からないけれど、おそらくダート適性もあったであろうオルフェと実際ダートでも勝っていたエルコンが凱旋門賞に強かったなら、ウシュバテソーロに期待がかかりますねー。
凱旋門賞前売り一番人気にイクイノックスが浮上し、(イクイノックスはまだ凱旋門出るとは言ってないよね?)仮に出走するなら、みんなイクイノックスを封じ込めにかかるだろうから、その隙にウシュバが抜けて… 違うか。
ウシュバもエルコンみたいに早くから欧州入りしたらいいのに…。
海外遠征はお金かかるけど、先日9億稼いだじゃないか。
え…あ、ウシュバ夏の暑さに弱いんですか。
秋まで休養?あらま。
凱旋門行って、もしかしたらブリーダーズカップも行って引退でしょうか。
もう今さら国内のG1勝ってもね。
ここでもう一頭。
ドゥラエレーデ3歳。
父ドゥラメンテ、父父キングカメハメハ、母父オルフェーブルの血統。
昨年の年末にホープフルステークス(GI)で14番人気を覆して優勝しましたが、クラシックレース初戦の皐月賞には向かわず、この度ドバイのUAEダービー(G2) ダートのレースに出走しました。
結果は2着。
ちなみに1から4着まで日本馬独占。
一着のデルマソトガケと三着のコンティノアールは次走アメリカのクラシック3冠初戦のケンタッキーダービーに向かうそうですが、ドゥラエレーデの次走はまだ決まっていない模様。
デビュー戦から芝で2連敗した彼は3戦目ダートのレースに出て初めて勝利しました。
そしてまた芝のレース、2歳のG2レースは負けましたが、G1のホープフルSを優勝。
ドバイのG2ではダートで2着。
芝もダートもどちらも活躍しているので、適性を見極めるのがかえって難しいのかもしれませんね。
しかし次走どちらのクラシックレースにも初戦から出ないというのはなんだか勿体無い気もしてしまいます。
今後の動向に注目。
もうすぐ4月。
大阪杯に桜花賞、皐月賞に春の天皇賞、毎週のように楽しみなレースが盛りだくさんです。
頑張れみんなー!