ドバイのレースはリアルタイムで見るつもりはなかったのに、競馬に興味のない夫が『今競馬やってるよ。』ってテレビをつけたもんで、リアルタイムで見てしまいました。

そして興奮して眠れなくなりました。


日本馬が強すぎて。


ドバイシーマクラシック


イクイノックス勝つかもとは思っていましたよ。

でもまさか逃げの戦法で早々先頭に立ち、最後の直線で後続を更に突き放し、ゴールする前にジョッキーは馬の首をナデナデ、馬も完全に流して…レコードを更新するとは!

スゴすぎて、むしろひいてる競馬民達。


 



さらに鳥肌なのは、かつてハーツクライがこのレースを勝った時と全く同じレース展開だったこと。

しかもジョッキーも同じルメール。


レース後のコメントで、今日は勝って彼(ハーツクライ)を追悼することができたので、イクイノックスにとても感謝しているとルメールが言っていました。


そしてそして大トリ


ドバイワールドカップ


オルフェーブル産駒のウシュバテソーロがやりました!

途中まで最後方を走っていて、最後のカーブも大外を回ってきたのに直線でのあの追い上げに鳥肌。


 



父オルフェーブル×母父キングカメハメハの血統で生まれた彼は一年前まで芝のレースに出ていたのですが、G1、G2、G3のレースいわゆる重賞で勝つどころか出走すら出来ない馬でした。


ところが5歳でダートに路線変更するやいなや勝利連発。

昨年末、初めてのG1レース東京大賞典を勝って、2月に川崎記念を勝って、この度ドバイワールドカップを勝つという…一気にダート最強馬に登り詰めました。

ダートに出てから7戦6勝うちG1を3連覇!


今年は凱旋門賞を予定しているようです。

フランスの重い芝に強いのはダートの馬かもしれません。

オルフェのリベンジは彼の子供に期待したいです。

気性もパパに似ているところがありそうですね。


オルフェの娘のマルシュロレーヌも芝からダートに変更したら2021年にアメリカのブリーダーズカップ ディスタフを勝ったし、最近産駒がダートで活躍することも多くて、オルフェ自身、実は芝よりダートの方が適性があったのでは?との話も浮上していたところ。

不得意な芝で三冠馬…?ぶっとんでる。



二頭とも芝とダートで真逆の戦法で楽しませてくれました。

ありがとう。

そして、おめでとう!


二頭が凱旋門賞行ったら次こそは制覇できるんじゃないかとまた夢を見られるよ。