ロケ地、兵庫県立西宮高等学校

主役陣、同高校の当時の現役高校生






この映画の中で使われたピアノが

恩師、故 下村和子先生のものだと
知りました。



私が師事していた当時、先生は
京都市立芸術大学ピアノ科の教授で
バッハ研究の第一人者で
ありました。


兵庫県の甲東園にご自宅があり

私が高校の時から数年間、
そちらに通わせていただきました。


とても大きなお屋敷で
2人の家政婦さんがいらっしゃいました。


門からお玄関までにも距離が
あるようなお宅でしたが

レッスンが終わると
門まで先生が見送ってくださいました。

とても懐かしく思います。



当時レッスンのお部屋には

ベーゼンドルファーと
イ・バッハがありましたが

この映画で演奏されるシーンでは
スタインウェイが使われているようです。


生徒はベーゼンドルファー、

下村先生はイ・バッハを
使ってレッスンをされました。


後に先生のお庭には
音楽ホールが建ったと聞きました。



ベーゼンドルファーの上には

ロシア柄の布が半分ほどかけられていて

その上には写真や

ワインが何本も置かれていました。


海外からのお客様がきたら

ここのワインを開けるのよ、と

おっしゃっていました🍷


この映画の事を偶然に知り

天からの啓示のように

恩師のお名前を見つけて


遠い昔の記憶が一瞬で甦り、



いろんなご縁があって

今の私が在るのだなと改めて感じました。



この作品のピアノ曲を作曲された

近藤浩平さんは


音楽の大切さを伝える作品に
なったと思います



とおっしゃっています。


公開は3月20日です😊