家に送る荷物を出しがてら丸山公園に行ってみる。
天気よし。
桜並木の後ろに新緑の柳、下には菜の花。
美しすぎる。
池ではカイツブリがルルルルーと鳴いている。
四十雀も桜のてっぺんで鳴いている。
時々ウグイスがさえずる。
鳥をとらえたいとカメラを構える人。
風景を描いているグループの人たち。
風が吹く、桜の花びらがハラハラ。
桜の花びらを拾おうと苦労する水俣病で重い障害を持った少女。
石牟礼道子さんの描写は胸を打ちます。
なあかかしゃん
しゃくらのはなのさいとるのう
美しかよなの
なあしゃくらのはなの
うつくしかのう
なあかかしゃん
さくらのはなの
縁側にいざり出て首をもたげ唇を動かし 母親だけに聞き取れる言葉で一生懸命語ります
さくらの吹雪をみせたかった