タイヤが回るように
嘘が世界を回っている
妄想が、世界を支えている。
アイドルプロレス地下リングへ
ここは、ヒールでなくても、実力の世界。
所詮、弱いものは、そもそも綺麗で虚飾に満ちている。
複雑な技は必要ない。
力比べでコーナーへ追い込み、平手打ちにボディーブロー十数発。
倒れた相手の長い髪を掴み、ボディースラムで強烈に叩きつける。
足を掴んでリングの中央に引っ張り、裏返して逆エビ。
ロープに逃げられたら再び引きずって、四の字。そして裏返す。
ロープに逃がしたあと、今度はジャイアントスイング十回転。
平衡感覚がダウン、青色吐息のアイドルレスラーを
首の根元とクロッチを両手で抱えてリフトアップ。
続いて膝の上へ落として、バックブリーカー。
ついでにそのまま下方へ、喉を締めクロッチクロー。
これで、正直、脳内モルヒネが出る。
決めは、ボディースラムのあと、コーナーからフットスタンプ。
エキシビションは、腹部を踏みつけたあと、弄ぶ。
仕上げは、上のお口と下の奥地から、同時に愛を注入しする。
世の中、みんな
恥ずかしいとか、やましいところは、隠す。
隠すから、秘密にするから、自分勝手な願望に基づく妄想を抱く。
隠されたところをすべて暴露したら、守るものは何もなくなる。
これが真実の姿。
人は文化・文明によって、秘密をつくり、大事な部分を守ってきた。
それをすべてさらけ出して、守るべきものがなくなったとき、
人は宇宙と一体になれる。
死ぬときの快感、これこそエクスタシー
オーガズムの後は、肉体はしばらく不能になる。
そう、エロは死に通じているかも。
