暗闇のわかれ道

どちらかをひとつ選ぶ

また

ふたつのうちのひとつを選ぶ

とてもまじめに

そしてまた、選ぶ


前に進めたので

外に出られると思ったら

自分は枝の葉だった

誰からも知らされなかったから

生まれてから、知った


何のために選んでいたのだろう

ふたつにひとつが

どれだけ大切なのか

なぜ真剣に選んでいたのか

なにひとつわからないけれど


なんだかうれしくて

あたたかくて

一度も聞いたことのない

歌を歌えそうで


つぎに何かを選ぶときがくるまで

このまま空を眺めていようと、おもう


Kei *枝の葉