ひらがなは

何も迷わずに

すき

という二文字になった

す、と

き、は

離れなかった


遠くで見ていた て が

割り込んで

すてき

という三文字になった

す、も

て、も

き、も

それぞれが気に入って

もっと大切な存在になった


言葉はいつも素敵でいたい

そのためのものでありたい

自分にも

誰にでも


Kei *言葉