昨日は娘と孫たちが帰って行き、

今日は昼過ぎに夫が東京へ。

 

孫たちが居なくなったら急に静かになって、寂しいけれど・・・

生活は落ち着く。

 

子供って、目覚めた時から寝るまで、ずっと活動している。

何をして遊ぶか考え、どうやったらいいか考え、熱中したり、笑ったり、時々泣いたり、

・・・ずっと五感をフル回転させながら活動している。

すごいよなぁ〜。わたしには真似できません。すぐに疲れちゃう。

子供って面白いなぁ、すごいなぁ、と毎回思う・・・

 

今日は夫が電車に乗る前の時間を使って、

見たかった「アルキメデスの大戦」を見てきました。

お盆の間に本を読んでしまおうと思っていたのですが、

30ページほどしか読めなかったので、映画。

 

戦艦大和の建造に関わることになった天才数学者、櫂直を菅田将暉さん、山本五十六を舘ひろしさん、櫂の世話役を柄本佑さん。他に演技派俳優が勢ぞろいです。

原作は漫画だそうで、もちろんフィクションなのでしょうけれど、

日本が戦争に突入することを阻止するはずが、

結局、美しい戦艦の設計図を描いてしまうことになってしまいます。

天才とは、こんなにもすごいエネルギーを持っているものなのでしょうねぇ

ほんの2週間弱で、まぁすごい量の知識を詰め込み、理解し、形にして、計算して、

ミッションを完遂してしまう!不可能を可能にしてしまう!

 

海軍の中枢で話し合う司令官たちは、頭の固いタヌキばかりで、本当にこんな人たちが戦争を始めたのだとしたら、腹が立って、悔しくて、情けなくなる。

「日本は負け方を知らない。」

というセリフが妙に腑に落ちました。

 

戦艦大和が建造された真の目的はわかりませんが、

戦意を喪失させて、負けることを受け入れられるようにするために・・・そういう解釈の仕方もあるのか? 作者の願いでもあるのだろうと思いますが。

 

こんなストーリーを考え出した漫画家、三田紀房さんってすっごいなぁ〜

と思いながら帰路につきました。

 

夫曰く、本には映画の続きが書いてあるそうなので、

やっぱり本も読もうと思います。