文化、慣習、言語の違いは、なかなかハードルが高いと感じた、

長い1日でした。

 

8:20に通訳のUさんとロビーで落ち合い、彼女の自宅へ。

あいにくの雨模様で、タクシーを拾いにくくて、約束の9時ギリギリに到着。

時間に寛大なベトナムですから、気にする必要はないのかもしれませんが。

 

こちらからのご挨拶の手土産は、サントリーウイスキー響と山崎。箱入りのお菓子。

お酒を持って伺うのがよろしいみたいでしたので。

自己紹介の後、新郎側から結婚のお願いをし、

結婚式のことについて、どのようにすることになるのかを聞きました。

クリスチャンであるが故のやり方があるらしく・・・

1日目    教会での式  指輪の交換

次の日、または2日後   午前中婚約のような結納のような儀式  夕方から披露宴

らしい。

なんだかイメージと順番が違った。

 

午前中の儀式が大変そうだ〜!

果物やお酒などの贈り物の行列をして家に行く。

ジュエリーと結納金を持参する。

新郎側は、ネックレス、イヤリング、ブレスレットの贈り物を新婦にし、

新郎の母が新婦につけてあげる。

そして、親戚の人たちに披露する!

大抵は金のジュエリーを贈るらしい。披露するのが重要らしい。

安物はダメよね。

 

相場はいくらくらいなんだろう?

ネットには情報がありますが、結局、その家族次第のようです。

それが、分からんのよね〜。

ジュエリー屋さんを何軒も見て回ったけど、ピンキリ。

どのランクにすればいいんだろう?

 

何しろ、ちょっとばかし大きな格差があるので、ますます分かりません。

彼女の家はとてつもなく大きくて敷地が広くて、

我が家のような家なら20軒以上建ちそうなんですもん。

息子から聞いてはいたけれど、ここまでとは!

本当にお嬢様育ちでした。やっぱり!ですけどね。

 

疑問に思うのは、今更ですが、本当にうちの息子と結婚させてもよろしいのでしょうか?

ってことですよ。

反対してもどうにもならないのでしょうけれど、あまり嬉しくはないのでは?たぶん。

ご両親の希望は、ベトナムを離れないでほしい。

お約束はできんわなぁ。

先のことは分かりませんが、ご両親の一番の願いは近くにいてくれることのようです。

我が家にとっても、たった1人の男の子、長男なんですけど・・・

 

大きな家を案内してもらって屋上から敷地を確認。

広いフルーツの畑が広がってる、池がある。

使用人の家がある。

おじいちゃんおばあちゃんの家がある。

部屋ごとにバスルームあり。

9月からこの一室に息子は住むことになるんですけど、

まるでホテルやんか!

お嬢様は別棟で生活しているので、安心してくださいって言われちゃいました。

結婚したら、もしかしてこの大きな離れに二人で住むのかしら?

マスオさん? マンション借りるって言ってたのに・・・

モヤモヤ、モヤモヤ・・・

 

ランチの場所に移動。

川の近くのレストランで美味しいお食事をいただきました。

集まった親戚は16人くらいのかな?

グローバルなご家庭で、ほとんどお父さんの叔父さん、弟妹、姪なんだけど

アメリカから、フランスからって、どうなんよ⁈

何してるの〜?

 

 

 

彼女のいとこはシアトルの大学生だったり、おじさんがフランス在住だったり、オーストラリア在住だったり、なんかもういちいちビックリでした。

彼女自身もイギリスの大学を卒業してます

 

若い2人を真ん中にすべきだった記念写真

 

ホンマに息子はやっていけるのかしら?

 

12月の結納のことは金額面が不透明で解決してないし、

結婚後の生活はマスオさんになりそうだし、

というのも、彼女には25才の弟がいて、長男なんだけど近いうちにオーストラリアへ行っちゃう(移住)らしいから、余計に娘を側に置きたいんだろうね。

 

話せば話すほど、気持ちがブルーになっていったのでした。

夫に話したら、夫も同じだったみたい。

結構なプレッシャーを感じたのでした。

 

私の勝負服は着物。

向こうのお母様もすごくセクシーなアオザイでしたが、ランチには着替えて出かけていました。

 

着物はマンションの方々にも、通訳さんにも、いろいろな方々に好評でした。

 

着物は東レシルックの付下げ

帯は正絹で相良刺繍

草履がウレタンなのは、雨に備えてです。あしからず。