皆さんは、体に良くないとか、本当はよくないこととか、頭ではわかっていても、どうしてもやめられないこと、やめられないもの、ありますか。

 

過度な飲酒や喫煙、ギャンプルなどの依存症につながるようなことはともかく、日常生活の中で、ひとつくらいそういうものがある、という方はすくなくないかもしれません。

 

大人になると、仕事や家事、子育て等で時間的にも気持ちの上でも忙しかったりして、何かに過剰にエネルギーを注ぐこと自体が難しくはなりますが、

 

例えば、

 

健康診断で指摘はされたけど、毎日の晩酌だけはどうしてもやめられない、とか

体重が増えてきているからやめないとと思っているけど、このお菓子だけはやめられない、とか

多少お値段が張ることはわかっているけれど、このカフェにいくことだけはやめられない、とか

寝不足になることはわかっているけれど、この押しのDVDを見ないと一日は終われない、とか

 

ひとそれぞれに何かあるのかなと思っています。

 

確かに一般論でいうと、あるいは頭では(正論では)いけないこと、あまりよくないことであっても、ほんの少しの背徳感と、その「好き」に触れていることで得られる充実感やエネルギーには代えがたいものは、結局はストレス発散やリフレッシュになって、もしかしたら長い目で見れば、”自分にとっては”健康にいいもの、といえるのかもしれません。

 

物事って、正論や一般論だけではわからないこと、ありますもんね。

 

とはいえ、正論や一般論、医学的な指摘などは、ちゃんとエビデンスがあることなので、やっぱり”ほどほど”にしておくことも大事なことだろうと思いますが、いかがでしょうか。