「クリスマスの思い出」これはトルーマン・カポーティ-の小説のタイトルです。

彼は「ティファニーで朝食を」などが代表作の作家です。
でも私のお気に入りは「クリスマスの思い出」。🎄
心が温かくなるのです。😌
内容は少々悲しげで、切ない流れなのですが、幸せと感じる基準は世間の価値観や他人の評価ではなく、自分がどう思うか……を問うている作品なのです。
そしてこの作品を好きな理由がもうひとつ。
表紙や挿絵が、山本容子さんの銅版画というところです。🍀
もともと山本容子さんの「不思議の国のアリス」を題材にした作品のファンでして、何とも言えないタッチです。

さて、「クリスマスの思い出」ですが、これから始まる新しい時代にリンクするメッセージがあるように思います。キラキラ

自分が軸になる生き方。
個人や、個性が、軸になっていく時代。
つい先日、「トルーマンカポーティ-の真実のテープ」という映画が公開されました。
このタイミングで彼が再びフォーカスされたことは意味があると思うのです。ニコニコ