完成2


インドという国は年中熱いイメージですが、国土が広いので場所によっては冬は案外寒く、首都delihなどの北インドの冬は日本よりも乾燥しているせいか、骨身に滲みる寒さだったりする事も。そんなインドで熱かろうが寒かろうが年中飲まれているスパイス入りのチャイ。

夏は夏バテ防止に、冬はポカポカ温まるインディアンミルクティーの美味しい作り方。


*材料*(カップ一杯分)
<スパイス>
ショウガ 1かけ
カルダモン 1粒 
クローブ 1粒
シナモン 少々
ベイリーブス(月桂樹)1枚

紅茶(アッサム・セイロンなど濃く出るもの)スプーン2杯
牛乳 カップ1/2
砂糖 山盛り2杯


湯沸かし

1.手鍋にカップ2/3弱のお湯を沸かす。この後グツグツしてる間に大体湯量が減るので、最終的に紅茶:ミルク =1:1になるという感じです。



スパイス

2.ショウガはみじん切りあるいはすりおろし、粒のスパイス類は指などで適当につぶして湯の中に入れて煮立てる。指がスパイシーになるのがイヤな人はスパイスミルを使用。

ショウガ+クローブ+カルダモン+シナモンの組み合わせはポピュラーですが、この他ショウガ+黒胡椒+カルダモンとか、アニス(八角)+シナモン(←おすすめ!八つ橋好きな人はイケます)・・など、チャイは自分の好きな香りのチョイスでどのようにも組み合わせ無限です。



紅茶葉

3.1~2分グツグツさせてスパイスの香りが広がって来たら紅茶・砂糖を入れ、弱火で更に1分程煮込む。

お砂糖無しのチャイもアリですが、あくまでインド風に仕上げるならカロリーとかそういった事はこの際無視して、思い切ってたっぷり入れて甘ったる~くしてみて下さい。

紅茶はアッサム・セイロンなど細かくて色が濃く出る、渋みの少ない茶葉が向いています(写真はセイロン)。水色の薄いダージリンや元々香りの付いているアールグレイはいい茶葉でも逆に不向き。お手軽なティーパックでもミルクティー向きと書かれてる物ならたぶんOK♪



ミルクイン

4.牛乳を入れて沸騰する直前で火を止める。

ミルクは沸騰させると独特の臭みが出るので茶葉の香りを生かしたチャイに仕上げるにはここで止めるのがコツ。もっとも、インドの屋台では豚骨スープの様にブクブク煮立ててるのをよく見かけるので、そんな事いちいち気にしちゃーいない事が多いのかも知れませんが。


完成1

5.茶こしなどで濾して器へ。


耐熱のグラスなどで飲んだら更に気分はGO GO インド!