いろとりどりの親子FAR FROM THE TREE

⇒ 公式サイト

 

テレビ番組で紹介された時から「観たい」と思っていた。

ようやく動画配信サイトで見つけ 観ることができた

 

イントロダクションより

「作家アンドリュー・ソロモンは、自分をゲイとして受け入れようと苦悩している両親の姿に直面したことをきっかけに、10年をかけて、身体障がいや発達障がい、LGBTなど、さまざまな“違い”を抱える子を持つ300以上の親子に取材」

 

障害のある子どもを持った親誰もが直面する様々な問題

それを奥深いところから導き出してくれた

 

私自身 次女の仲間として ダウン症、自閉症などの子どもたちは身近におり、その家族とはかれこれ30年くらいのお付き合いがある。

 

誕生から年を追うごとに出てくる問題、消えていく問題があり、色々な経験をしてきた

 

結局は一人として全く同じ発達を遂げる訳ではない

それなのに 療育現場では皆 健常児に近づけることが「正解」というような感じで 訓練を受ける

身体的な機能訓練でさえ 実年齢にとらわれてしまい「急げ、急げ」というムードにもなる

 

ちょっとできれば「すごい!すごい!」と有頂天になり、何回やってもできないと ものすごい絶望感に襲われる親たち

 

今 娘が30歳を迎え、「あの時間と経験」がものすごい浪費だったと思う今日この頃

しかし、(後悔はあるが)親は必死だったのだと思いたい今日この頃

 

ようやく子どもの立場に立って考えられるようになったと思う今日この頃

 

そんなことを思いながら鑑賞した