先日のカウンセリング

朝日新聞奨学金制度を利用して三年前に日本に来た女性です。

就寝21:00
起床0:45
出社1:00
チラシ組み込みをした後
配達開始2:00
配達終了4:30
帰宅4:45
そこからシャワーと食事をして仮眠
登校6:50


毎日こんなに大変な生活をしてました。
こんな大変な中で日本語能力検定N1取得済。

どうやって勉強したかを聞いたら、

毎日新聞の社説の書いてあるページをコピーして電車で読むそうです。
そして週に二回、社説を翻訳するそうです。

本当に努力家で感動します。

そして…
日本が大好きだそうです。

新聞配達の上司がとても良い方で、遊びに連れて行ってくれたり食事に連れて行ってくれたり。

日本人はとても優しいと。

以前、奨学金制度で日本に来た留学生がひどい思いをしてるという本を読んだことがありました。
でも先日の女性の販売所はとても良い方ばかりだそうです。

配達を終えて帰ると「おかえりなさい」と言われるそうです。
それが何より嬉しいそうです。
お疲れ様、ご苦労様ではなく「おかえりなさい」。
家族のような暖かさを感じるそうです。

同じことでもこう感じない人もいるかもしれません。
彼女の心が綺麗だからそう感じるのかもしれません。

でもそこには確かに優しさの交流があります。

彼女は雪の日に6時間かけて歩いて配達をすることもあるそうです。
帰ると上司が温かい飲み物と甘いものを用意して待っててくれたそうです。

とても嬉しかったと…

人って素晴らしい、そう感じます。
彼女によい会社との出会いがありますように…