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naked ape
⭐️⭐️⭐️

架空欧風王国モノ
学園モノ
両性(成長過程の条件付き)
イケメン ザクザク
コメディ要素有り
厳密にはBL作品ではありません

謎の転校生×皇太子(両性) 


アネスタチア王国の皇太子アヤト(受)は
生まれつき男でも女でもない未分化の
身体をしていた、
ある日国王である父から
驚くべき秘密を聞かされる
『もうすぐお前の身体は変化を始める。
   恋する相手によって男になるか
   女になるかが決まってくる』
  そんな折、アヤトは傲岸不遜な
青年・ユーゴ(攻)に出会う。
彼との出会いが身体だけでなく
アヤト自身をも成長させ
周りをも巻き込んでいき…

初めましての作家さん
絵が美しいです
ギャク絵とのギャップが
班目先生みたいに振り幅広いです。
でも、嫌いじゃないです。
両性モノは
カナリマニアックで好き嫌いが
分かれる所ですが、
アヤト君は、思春期までのモラトリアムで
厳密には両性具ではないですからね。
 なので厳密には
BL作品ではないのですが、
本人が男の子として自覚して
生きてきたので、
お話の進行中は
男の子として進んでいきますし、
ユーゴへと惹かれる気持ちにも
戸惑いを隠せない立派な男の子です。
 BLという点では
アヤトの弟・スイ王子の方が
かなりヤンデレBL気味です。
兄への妄執がかなり病んでるご様子。
その他アヤトの周りには
タイプの違うイケメンがたくさん出てきて
そのキャラを充分活かしきれていないのが
残念な所。
 俺様キャラ・ヤンデレ•ツンデレ執事
女装男子
完結巻もしり切れとんぼな終わり方で
もっと作品世界の広げ方は
あったんじゃないかな
って心残りがあります。

続編はないのかな?


それでも⭐️3つなのは
単純に楽しめたから
読み返す作品じゃないけど
一時素敵な時間を
ありがとう





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小笠原宇紀
B’s-LOG LOVEYコミックス

失業中のピアニスト
×
理由ありのステージマネージャー

クラッシック業界もの
洋物

過去のリサイタルでの
大失態から
ステージから遠ざかり
アルバイトピアノ弾きで
生計を立てるケンゾウ(攻)は、
新しい雇い主のロレンツォ(受)
の城で彼只一人のために
毎夜ピアノを弾く仕事事となった。
 道楽のため、何のために
彼は自分を指名し
贅沢な仕事を与えるのか?
 ある夜いつものように
ピアノを弾くケンゾウに
ロレンツォは
『こんな演奏じゃないはずだ。
  楽譜をよく見ろ。』
と演奏に文句をつける。
ケンゾウはついカッとなって
『今度うるさくして見ろ。
   犯してやるからな』
と嘯いたセリフに
ロレンツォは
『言う事を聞く気になるんなら
   相手になってもいいぞ?』
と、さもなんでもない事のように
返事を返してきて…


同人誌クオリティ。
山藍先生の作画で
知った小笠原先生の
初期の作品と言うことで
拝読。
しかし、あまり萌えず。
設定自体は凄く良い。
外国のお城
優美なクラッシックの世界。
(裏表紙の煽り宣伝筋なんて
かなりワクワクドキドキですが、)
ナノに何故か
主人公二人の恋模様も
音楽でのサクセスストーリーも
全てが浅く薄くて
ドラマチックに
なりきれていないような。
ロレンツォの献身も
只シモが緩いだけなのか⁈
ロレンツォ→ケンゾウの愛
が感じられにくいんだよな。
常にドラッグで夢うつつの
ようなつかみどころのない
キャラクター。
苦手な受です。
(まだこれだったら風と木の詩の
 ジルベールの方が人間らしいよ)
小笠原先生の作画自体も
感情の表れにくい淡白な感じなので
特にそう感じたのでしょうかね?
  サラッと流し読み出来る作品でしょうか。
 個人的にはあまり…


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七木桂
on BLUE コミックス
⭐️⭐️⭐️⭐️

チャラ男×元ひきこもりのアニメオタク

オタク業界
コメディ

痛姫続編
ですが、この1冊でも内容理解可能

元ひきこもりの
ガッツリアニメオタクの
敬太(受)は、
恋人の百瀬(攻)と付き合い
二人で東京で同棲してから
少しずつ変わろうと頑張っています。
 そんな時に偶然出くわしたのが、
百瀬の高校時代の同級生だった成沢。
隠れオタクの成沢は、
同じオタクでも
イケメン風洒落乙な
自分こそ百瀬に相応しいと
アピールを始める。
 全てに負けを感じる敬太は
自信を無くして…

イラストは
初見で好きじゃないと
思われる方もおられると
思いますが、
キャラに魅力があります。
読む価値ありです。
楽しいBLですよ。
オタク独特の
用語も面白い‼︎
ワロス、オワタ、スマソ、スイーツとか
オタク受って
用はものすごく恋愛にウブで
カワユイから
新しい受のジャンルの
可能性を感じました。

二人とも
今まであんまり
話したことのない
世界の人同士だから
変なところ深読みしちゃったり
逆に遠慮しすぎて
よそよそしちゃったりで
読んでるこっちが
もどかしくなっちゃう
ラブコメの王道的展開で楽しい。
 それに敬太君は百瀬君に
愛されてからどんどん絵も
可愛くなっている?気がして
(あー、敬太君かわいいな)
って素直に最後は思えますよ。
 チャラ男っぽかった百瀬君も
実は敬太君に影響されて
しっかりした男性に成長してくれて
『痛姫』読んでた私としては
子供が立派に育ってくれた
ような嬉しさです。 笑

とにかく
絵で諦めないで
まず読んでみることおススメします。